「茨城づくし」で映画 「エキストロ」

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 県内ロケ ■ 笠間の劇団員主役

映画「エキストロ」に登場する主演の萩野谷さん((c)2019 吉本興業株式会社)
映画「エキストロ」に登場する主演の萩野谷さん((c)2019 吉本興業株式会社)

 ロケ地は県内、主役は笠間市在住の劇団員という茨城づくしの映画「エキストロ」が13日から、県内をはじめ全国の映画館で公開される。つくばみらい市の屋外ロケ施設「ワープステーション江戸」での撮影を支えるエキストラに焦点を当てながら、それぞれの人生で「主役はあなた」と熱いメッセージを発している。

 監督は大河ドラマ「おんな城主直虎」などの演出を手がけたNHKの村橋直樹ディレクター、脚本は数多くの劇作・演出で人気の後藤ひろひとさん。吉本興業による配給で89分。

 主人公となる64歳の男性は、歯科技工士として働きながら、映画やドラマにエキストラとして出演することに情熱を燃やす。本来は脇役であるはずのこの男性にカメラが密着。撮影現場を揺さぶる事件とともに、エキストラが主役となるユニークな世界を映し出す。

 主演に登用されたのは、笠間市の萩野谷幸三さん(65)。土浦市を拠点に社会人らでつくる「劇団創造市場」の劇団員で、高校時代を含めてキャリア約50年のベテランだ。舞台一筋で映画やテレビドラマとは縁がなかったが、県内の劇団から役者を探した監督の目に留まった。オーディションを経て、山本耕史さん、斉藤由貴さん、石井竜也さんらそうそうたる出演者の中で、初の主演を務める。

 映画の役は実名でほぼ同じ年齢だ。自宅での朝食やトラクターを操る農作業といった実生活も交えながら、ドキュメンタリー風にエキストラとしての日々が描かれる。県内の警察署や観光施設なども次々に登場。ストーリーが進むに従い、どこまでがフィクションか分からなくなっていく。

 エキストラを主人公とし、本来の主役と脇役という立場を逆転させて映画は進行。終盤、日本映画界を代表する監督、大林宣彦さんが登場し、映画を支える「エキストラ」への思いを語る。映画のタイトル「エキストロ」の意味もここで浮かび上がる。

 萩野谷さんは「リアルな芝居は自分が目指してきたところでもある。それを試すことができ、多くの人に見ていただける機会が得られた」と感激。「映画の限界点に挑戦しているような作品。面白くて、見る度に発見があるはず」と話す。

 県内では13日から、つくば市のシネプレックスつくばやUSシネマつくば、守谷市のイオンシネマ守谷が公開を予定している。

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1104759 0 ニュース 2020/03/13 05:00:00 2020/03/13 05:00:00 2020/03/13 05:00:00 映画「エキストロ」に登場する主演の萩野谷さん((c)2019 吉本興業株式会社) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200312-OYTNI50013-T.jpg?type=thumbnail

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