新戦術浸透図る Jリーグ延期で鹿島と水戸

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練習試合でボールをキープする鹿島の永戸(21日、県立カシマサッカースタジアムで)
練習試合でボールをキープする鹿島の永戸(21日、県立カシマサッカースタジアムで)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、サッカーのJリーグは2月末から公式戦の開催を延期している。J1・鹿島アントラーズとJ2・水戸ホーリーホックの県内2クラブはそれぞれ、新監督就任や大幅な戦力の入れ替えがあって今季を迎えており、この期間にチームの構築を図っている。(木口慎太郎、加藤遼也)

鹿島 ボール保持し崩す

 鹿島はザーゴ監督の就任からリーグ開幕戦の広島戦まで、カップ戦など公式戦3試合を3連敗。いずれも無得点と苦しいスタートを切った。そんな状況下では、新戦術の徹底を図るには絶好の期間だ。

 リーグの延期決定後は、J1札幌やJ2大宮などを相手に21日までに練習試合を5試合組み、監督の掲げるボールを保持して崩すスタイルの理解度を深めている。本番により近い環境で試そうと、4試合を本拠地・県立カシマサッカースタジアムで行った。

 21日の札幌との練習試合も、本拠地で実施。45分を2本、35分を2本という形式の試合は合計6―9で敗れたように、完成形に到達するにはまだ時間がかかりそう。ザーゴ監督も「180度変わったサッカーをやっている。いきなり全てを高いレベルでやるのは難しい」と現状を分析する。

 それでも、「攻撃は立ち上がりの25分間は非常に良かった」と納得顔。DF町田浩樹も「(攻撃への)ビルドアップは監督のやりたいように前に運べた。前からのプレッシングもうまくいく場面が多かった」と話す。監督就任から2か月超。チームへの浸透は、少しずつ進んでいるようだ。

水戸 攻守切り替え速く

 チームのほぼ半数が新戦力となる水戸は秋葉忠宏・新監督の下、改革の途上にある。6試合の延期にも、「強度とクオリティーを高めたい」と前向きに捉え、戦術の浸透を図っている。

 重視するのは攻守の切り替えの速さだ。ボールを奪われても、すぐにプレッシャーをかけてゴールに近い位置で奪い返せば得点にも近づく。大宮に敗れた開幕戦でもその一端は見せた。

 「そこ軽いよ!」。20日、城里町の「アツマーレ」で行われた実戦形式の練習では、選手同士でプレスの甘さを指摘し合う声が飛んだ。「奪えると思ったらもっと早く動き出せ」と秋葉監督も強い口調で指示。活気ある練習に、中山仁斗主将は「モチベーション高くできている。監督のやりたいことも浸透してきた」と話す。延期中は浦和や横浜MといったJ1相手の練習試合を組み、守備の強度や幅広い攻撃の仕方を試している。

 「自身の課題も克服したい」と力を込めるのは、FW村田航一だ。通常のシーズンでは行わない高負荷のトレーニングで筋力向上を図る。個人も有効活用しようと励んでいる。

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1120736 0 ニュース 2020/03/22 05:00:00 2020/03/22 05:00:00 2020/03/22 05:00:00 ボールをキープする鹿島・永戸(3月21日午前11時7分、県立カシマサッカースタジアムで) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200321-OYTNI50026-T.jpg?type=thumbnail

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