絶滅危惧199種紹介 県レッドデータブック
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県内で絶滅の恐れがある野生生物をまとめた「県版レッドデータブック
海水と淡水に生育する「藻類」や、藻類と共生する菌類の仲間「地衣類」など4分類群の199種を掲載。絶滅の危機に
県生物多様性センターの山根爽一センター長(74)によると、これらは地球温暖化や、工業化によって土地が乾燥してきたことで、危機にさらされているという。
刊行に関わった県自然博物館学芸員の鵜沢美穂子さん(36)は「今回取り上げた生物は非常に地味だが、人知れず絶滅の危機に瀕していることに気づき、自然を守ってほしい」と話している。
価格は847円(税込み)。県庁3階の行政情報センターで購入できる。問い合わせは県生物多様性センター(029・301・2940)へ。