恐竜時代末期のシロワニ属 国内初

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ひたちなかで発見サメ化石

ひたちなか市で見つかったシロワニ属の歯の化石(左上)
ひたちなか市で見つかったシロワニ属の歯の化石(左上)

 県は、2010年にひたちなか市で発見されたサメの歯の化石について、白亜紀末期(約7000万年前)のシロワニ属の化石だと判明したと発表した。ミュージアムパーク県自然博物館(坂東市)などが調査した。白亜紀末期のシロワニ属の化石が見つかったのは、国内では初めてだという。

 同館によると、化石は茨城大の学生がひたちなか市の海岸で発見した。同館などが17年から調査した結果、シロワニ属の「カルカリアス・グラシリス」という種だった。

 この種は、歯の唇側の面に特徴的なしわを持ち、歯の両側に「副咬頭ふくこうとう」と呼ばれる突起を持つ。体長は約2~2・5メートルと推定される。

 同館によると、恐竜などは約6600万年前に巨大隕石いんせきが落下して絶滅したとされるが、この種は欧州で恐竜絶滅後の地層から発見されている。白亜紀末期の地層からも見つかっており、絶滅を生き延びたと考えられているという。

 日本を含む北西太平洋側で、この種の化石が確認されたのは初めて。同館の担当者は「生き残ることができた種の特徴や生息範囲、当時の生態系を探るうえで重要な発見だ」と話す。

 調査に関する論文は、化石を研究する研究者などで構成される学術団体「化石研究会」の会誌に掲載される。化石は12月27日まで、同館で開催中の「茨城県から産出した恐竜時代末期のサメの歯の化石」で展示されている。

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1329718 0 ニュース 2020/07/09 05:00:00 2020/07/09 05:00:00 2020/07/09 05:00:00 白亜紀末で初めて発見されたシロワニ属の歯の化石(左上) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/07/20200708-OYTNI50028-T.jpg?type=thumbnail

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