シベリア抑留語り継ぐ 予科練平和記念館

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模型や絵画など36点

資料を通じて強制抑留者の実態を伝える企画展
資料を通じて強制抑留者の実態を伝える企画展

 第2次世界大戦後の旧ソ連による強制抑留の実態を伝える企画展「7つのテーマで知るシベリア抑留」が、阿見町の予科練平和記念館で開かれている。同記念館と平和祈念展示資料館(東京都新宿区)の戦後75年交流企画として10月4日まで開催され、模型など36点の資料を通じて抑留者の労苦を語り継ぐ。

 終戦後、旧ソ連は満州(現中国東北部)や樺太などから日本兵ら57万5000人(厚生労働省推定)を旧ソ連領やモンゴルに連行した。抑留期間は最長11年に及び、飢えと寒さ、重労働で5万5000人(モンゴルでは約2000人)が死亡したとされている。

 企画展では、抑留の実態について、「戦闘」「連行」「酷寒」「重労働」「飢餓」「埋葬」「帰国」の七つのテーマに分類。焼き鳥やおでんなどの刺しゅうを施した黒パン携行用の布袋や、凍傷で左手を失った戦友の肖像画、ソ連兵が監視するラーゲリ(収容所)の模型など、同資料館が所蔵する36点の資料とともに、わかりやすく解説している。

 同資料館学芸員の高倉大輔さん(33)は「平易な表現で抑留の全体像がつかめるよう展示を工夫したので、ぜひ若い世代の人に見てもらいたい」と話している。

 見学に訪れたつくば市の女性(48)は「食べることや寝ることが否定された苦しみが伝わり、平和の尊さを改めて実感した」と語った。

 入館料は大学生以上500円、小中学生と高校生300円。月曜休館(祝日の場合は翌日)。問い合わせは、予科練平和記念館(029・891・3344)へ。

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1332265 0 ニュース 2020/07/10 05:00:00 2020/07/10 05:00:00 2020/07/10 05:00:00 シベリア抑留について、わかりやすく解説した展示(7日午前11時5分、阿見町の予科練平和記念館で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/07/20200709-OYTNI50018-T.jpg?type=thumbnail

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