深作農園サツマイモ2冠 栽培技術と味

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県内農家に勇気

大井川知事(右)に受賞を報告した深作社長(18日、県庁で)
大井川知事(右)に受賞を報告した深作社長(18日、県庁で)
最高糖度50度を誇る深作農園の「べにはるか」(深作農園提供)
最高糖度50度を誇る深作農園の「べにはるか」(深作農園提供)

 国内の優れたサツマイモ農家を決める今年2月の品評会で最高賞を獲得した「深作農園」(鉾田市台濁沢)の深作勝己社長(39)が18日、大井川知事に受賞を報告した。

 同園が参加したのは、鹿児島や徳島などから延べ約100の生産農家が応募した品評会「日本さつまいもサミット」(さいたま市)。品質や独自の栽培技術などが評価される「Farmers of the year」と、おいしさで選ばれる「SATSUMAIMO of the year『品種・べにはるか』」の最高賞二つを獲得した。それぞれサツマイモの生産などに詳しい専門家によって選ばれた。

 ねっとりとした食感が特長のべにはるかは糖度30度台が一般的。一方、同園のものは最高糖度50度もあり、その甘みが評価された。また、つるを寝かせて植え、風の影響を受けにくくする地域特有の栽培手法「モグラ植え」を採用。垂直に植える通常の手法に比べて質の高いサツマイモを安定して生産している点なども受賞のポイントとなった。

 同園は約100年にわたり農業を営んでいる。サツマイモのほかにメロンやイチゴなども栽培し、農作物を使ったメニューを提供するカフェや洋菓子店も農園に併設。生産物の加工から販売までを行う6次産業化を積極的に進めてきた。サツマイモの栽培は約70年の歴史があり、品質を左右する土壌作りも深作社長の祖父の代から継続して行われてきたという。

 県庁で知事と会談した深作社長は「受賞できるかはわからなかったが、挑戦することに意義があると思った。鉾田の(農業の)実力は全国に通用する」と強調した。大井川知事は「糖度50というのは、それだけでブランド化できそう」と期待。東京・銀座にある県のアンテナショップ「イバラキセンス」で売り出すことを提案し、「県内の農家も勇気付けられる。県としても宣伝していきたい」と語った。

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1420352 0 ニュース 2020/08/20 05:00:00 2020/08/20 05:00:00 2020/08/20 05:00:00 大井川知事(右)に受賞を報告した深作社長(8月18日午後2時4分、県庁で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/08/20200819-OYTNI50005-T.jpg?type=thumbnail

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