コロナ向き合うスポーツ界 -プロ選手対談-

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サッカーJ2・水戸ホーリーホック/本間幸司選手43「プレーに緊張感」 バスケB2・茨城ロボッツ/平尾充庸選手31「コートで恩返し」

平尾充庸(ひらお・あつのぶ) ポイントガード。徳島県出身。天理大学を卒業後、2012年から日本リーグ(JBL)パナソニックトライアンズなどでプレーし、16年にB2のバンビシャス奈良に加入。17年から茨城ロボッツに所属し、今季から主将。1メートル78、74キロ。
平尾充庸(ひらお・あつのぶ) ポイントガード。徳島県出身。天理大学を卒業後、2012年から日本リーグ(JBL)パナソニックトライアンズなどでプレーし、16年にB2のバンビシャス奈良に加入。17年から茨城ロボッツに所属し、今季から主将。1メートル78、74キロ。
本間幸司(ほんま・こうじ) ゴールキーパー。日立市出身。水戸短大付属高校(現・水戸啓明高校)を卒業後、1996年に浦和レッズに入団。99年に当時JFLだった水戸ホーリーホックに移籍した。2016年5月にはJ2通算550試合出場を達成した。1メートル85、84キロ。
本間幸司(ほんま・こうじ) ゴールキーパー。日立市出身。水戸短大付属高校(現・水戸啓明高校)を卒業後、1996年に浦和レッズに入団。99年に当時JFLだった水戸ホーリーホックに移籍した。2016年5月にはJ2通算550試合出場を達成した。1メートル85、84キロ。

 社会全体に大きな影響を与えている新型コロナウイルスの感染拡大。県内のプロスポーツ選手はコロナ禍に何を感じ、どう向き合っているのか――。サッカーJ2・水戸ホーリーホックの本間幸司選手(43)とバスケットボールB2・茨城ロボッツの平尾充庸選手(31)に対談してもらった。

                  ◇

 ――新型コロナの影響がスポーツ界にも大きな影響を与えた。

 平尾 昨季は(B2とB1の入れ替えなどを行う)プレーオフ出場圏内だったので、途中で終わってしまって正直きつかった。いつまた始まるのかもわからなくて、体を休ませた方がいいのか、次のシーズンに向けて体を作った方がいいのかわからなかった。

 本間 僕らも緊急事態宣言が出て完全に休みになった。自分たちに何ができるのかを考えたけれど、「なにもできないんだな」と無力さを感じた。東日本大震災の時は被災地に手伝いに行くこともできたけれど、今回は目に見えないもの(ウイルス)だし……。でも、必ず始まりは来ると思って家でめちゃくちゃトレーニングした。

 平尾 僕らも優先的に使えるアリーナがあったので気をつけながら自主練習していた。モチベーションの維持はうまくできたかな。

 本間 オンラインでコミュニケーションをとって選手やクラブとの絆が深まった実感はある。普段話せないことも話し、これからのことを考えようというスタンスでいられた。

 ――ファンとの交流も難しくなった?

 本間 もともとお客さんとの距離が近いから、すごくさみしさを感じた。最初は無観客で、今はコミュニケーションもとれない。普段とは違った感じでホーム感がでなくて全然勝てない。でも先日、2年半ぶりに試合に出たけれど、声が出せない中でもお客さんが空気を作り出そうという気持ちが伝わってきた。

 平尾 無観客試合をやった時、シューズやボールの音を聞いて、自分たちはこれまでファンに支えられていたんだと改めて感じた。先日の試合では拍手とか、ファンたちなりに(応援の仕方を)考えてくれて、声がないけれどすごく温かくなった。これだけ応援してくれているのだから、自分たちも何かを受け取って帰ってほしいと強い気持ちになった。

 ――スポーツの価値に変化はあったと感じた?

 本間 外で遊んだり、体を動かしたりする機会が減っていると思うので、(スポーツを)見て発散してくれればいい。画面越しで見てくれる人が増えてきているなと思うので、スタジアムじゃなくても伝わるようなプレーをしなければいけない。

 平尾 同じですね。画面越しでも伝わるようなプレーをしなくちゃいけない。「会場に行ってみたいな」と思ってくれるようにしないと。そのために一生懸命プレーするだけ。

 本間 プレーする価値を上げていかないといけない。常に緊張感を持ってやらないとだめだよね。

 ――これからも新型コロナと向き合いながらのシーズンが続く。

 本間 前向きな空気を、まずはホームタウンから出していければいい。今の状況で苦しんでいる人に、スポーツの力で少しでも役に立てればプレーしている意味はあるのかなと思う。

 平尾 コートでしか恩返しができないと思っているので、こういう状況下でも元気になってもらいたいと思ってコートに立ちます。(聞き手・浜口真実、加藤遼也)

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 Jリーグ

 Jリーグは2月下旬から公式戦が延期され、J2水戸も1試合を行ったのみで、活動を休止した。中断期間中は、各選手に行動記録をつけさせるなど外出自粛を徹底させた。

 練習再開は5月中旬。リーグ戦の再開は6月下旬にまでずれ込んだ。再開後は無観客での試合が続き、現在は徐々に入場人数の制限が緩和されつつある。

 Bリーグ

 Bリーグは昨シーズン途中の3月下旬に、残り全試合の中止を決定した。

 茨城ロボッツは普段使っている体育館などが閉館するなどしたが、ユードムアリーナ(水戸市南町)でコート内の人数や時間を制限して個人練習を続けた。7月初旬に全体練習が再開し、10月3日に今シーズンが始まった。当面、観客は収容人員の50%に制限される。

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1572979 0 ニュース 2020/10/24 05:00:00 2020/10/24 05:00:00 2020/10/24 05:00:00 平尾選手(28日午後3時33分、城里町のアツマーレで)=浜口真実撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201023-OYTNI50007-T.jpg?type=thumbnail

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