「今年こそは」2021年始動
完了しました
梅大使、パラ代表選手ら

「仕事始め」の4日、新型コロナウイルスの感染拡大で活動の制約を受けた人たちは、「今年こそは」と決意を新たにしていた。
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水戸市役所には、観光をPRする「水戸の梅大使」の7人が振り袖姿で姿を見せた。2月13日から始まる「水戸の梅まつり」を見据え、
7人は昨年からのメンバー。感染拡大に伴う行事の中止で、ほとんど活動できなかったため、今年も継続したいと希望した。この日は高橋靖市長を表敬訪問し、「昨年を準備期間と捉え、今年は水戸だけではなく日本全体を元気にできるようにしたい」と語った。
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つくば市の関彰商事本社では、「仕事始めの会」があり、同社所属で東京パラリンピック・ゴールボール日本代表の山口凌河選手が出席した。
山口選手は今年の目標を「一」で表現。▽一人の人間として成長し、地域に恩返しする▽競技で一つのチームになる▽大会で一番上の表彰台に乗る――と抱負を述べ、「一」に込めた意気込みを披露した。
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「自ら未来を切り
知事は、コロナ禍でテレワークやオンライン会議といった働き方改革が進んだと強調。「価値観や社会構造の変化を我々が起こしていく、そんな気概で物事を進めたい」と力を込めた。
県は働き方改革の一環で、講堂に幹部職員を集める方式を改め、2019年に訓示のライブ放送を開始。20年には収録映像を流す方法に切り替え、視聴時間の制約もなくしている。