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県北ロングトレイル 6市町つなぐ道 一部開通

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里山や文化遺産巡り歩く

開通した山道で「歩き初め」をする参加者(3月28日、大子町で)=中瀬邦雄撮影
開通した山道で「歩き初め」をする参加者(3月28日、大子町で)=中瀬邦雄撮影

 県は、県北地域6市町の里山や観光地を歩いてつなぐ「茨城県北ロングトレイル」の整備を進めている。全長約320キロに及ぶ一筆書きのコースが計画されており、このうち、大子町内の約12キロが3月28日に開通した。

 ロングトレイルの整備は、県北地域の観光振興を目指す県と、事業委託を受けたアウトドア用品販売会社「ナムチェバザール」(水戸市)が2018年から進めている。地域に点在する里山の自然や歴史・文化遺産、観光施設、温泉、郷土食などを、ひとつなぎで周回できることを目指している。コース案として、▽高鈴山(日立市)▽鷲子山上神社(常陸大宮市)▽八溝山(大子町)▽竜神峡(常陸太田市)▽花園神社(北茨城市)▽花貫渓谷(高萩市)――などを想定しているという。

 3月28日に大子町で先行して開通したのは、月待の滝付近―生瀬富士―鍋転山―月居山―町営袋田第一駐車場のコース。昨年9月からボランティアらが下草刈りなどを行ってきた。

 県によると、このコースはアップダウンが連続し、歩き通すにはある程度の体力が必要だが、久慈川やJR水郡線が通る町並みの風景、袋田の滝を眼下に見渡すスポットが何か所もあるという。コース上に設置された道標にはQRコードが付いており、スマートフォンで読み込むと、現在地を確認できる地形図が表示される。

 月待の滝付近で開かれた開通式で、大井川知事は「県北の新しい顔として、新たな人の流れを生み出していきたい」とあいさつ。ナムチェバザールの和田幾久郎いくお社長は「まだスタートラインに立ったばかりだが、このトレイルが単なる登山道ではなく、ここを起点にいろいろな交流が生まれ、トレッキングが好きな人たちが集い、温かい触れ合いのあるトレイル文化に満ちた地域となるよう尽力したい」と話した。式典後、大井川知事と和田社長は、地元自治体の関係者や愛好家らと「歩き初め」を行い、壮大な計画のスタートを祝った。

 今後は、男体山(大子町)や籠岩かごいわ(常陸大宮市)、竜神峡、東金砂神社、鍋足山(常陸太田市)などをつなぐ約56キロを今年度中に整備する予定で、コース全体の中央部にあたるエリア(計約68キロ)の完成を目指す。

ロングトレイル

「歩く旅」を楽しむために整備された長距離の道。登山道やハイキング道、自然散策路、あぜ道のほか、時には車道なども利用する。歩きながら地域の自然や歴史、文化に触れられるのが特徴。欧米では3000キロを超えるコースもある。日本ロングトレイル協会(長野県小諸市)によると、健康や自然への関心が高まる中、国内でも20年ほど前から整備計画が始まった。協会には現在、全国で25コース(整備中を含む)が加盟している。

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1957252 0 ニュース 2021/04/03 05:00:00 2021/04/03 05:00:00 2021/04/03 05:00:00 開通した山道で「歩き初め」をする参加者(3月28日午前10時32分、大子町で)=中瀬邦雄撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210402-OYTNI50010-T.jpg?type=thumbnail

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