予科練生の姿ドラマに 阿見町が動画公開

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「若鷲に憧れて~元予科練生の回顧録~」の一場面。俳優の石井さん(右)が案内役となり、予科練生時代の戸張さん(演・藤大道さん)が当時を振り返る(阿見町提供)
「若鷲に憧れて~元予科練生の回顧録~」の一場面。俳優の石井さん(右)が案内役となり、予科練生時代の戸張さん(演・藤大道さん)が当時を振り返る(阿見町提供)

 阿見町にあった霞ヶ浦海軍航空隊飛行予科練習部(後の土浦海軍航空隊)の歴史を後世に伝えようと、町は、予科練生の姿を描いたドラマと、関連史跡を巡るドキュメンタリーを、動画投稿サイト「ユーチューブ」の町公式チャンネルで公開している。

 動画は、ドラマ「若鷲に憧れて~元予科練生の回顧録~」(53分)と、ドキュメンタリー「阿見町の戦跡めぐり」(37分)。町予科練歴史調査委員を務める元予科練生の 戸張礼記とはりれいき さん(92)の監修の下、いずれも映画監督の松村克弥さんが監督・脚本を務め、俳優の石井正則さんが出演している。

 松村さんが、2015年公開の映画「サクラ花~桜花最期の特攻~」を手がけた時、町がロケ地となった縁で、制作を依頼することにした。今春にロケが行われ、夏に完成した。

 ドラマは戸張さんの体験を基に制作。土浦海軍航空隊では、予科練生募集の宣伝を依頼された写真家の土門拳さん(1909~90年)が、予科練生の生活ぶりを撮影したことがあり、石井さんが土門さん役を、同じく俳優の藤大道さんが予科練生時代の戸張さん役を演じた。当時の映像や、土門さんの作品を始めとした写真を織り交ぜながら、予科練生の姿を紹介している。

 ドキュメンタリーは、石井さんが案内人となり、作曲家の古関 裕而ゆうじ さん(1909~89年)が予科練をテーマにした「若鷲の歌」を作曲した経緯に触れながら、町内ゆかりの人や戦跡を訪ねる。

 ドラマには、戸張さんも出演している。作品中で戸張さんは「人は二度死ぬ。一度目は亡くなった時。二度目は忘れ去られた時」と語り、「二度も死なせないでくれ」と、予科練の歴史を伝える意義を強調している。

 動画は町ホームページ経由で閲覧できる。

                ◇

 町は、動画を収めたDVDを抽選で100人にプレゼントする。はがき裏に郵便番号、住所、氏名、電話番号を記入し、〒300・0392 阿見町中央1の1の1 阿見町役場広報戦略室DVDプレゼント係に送る。17日消印有効。問い合わせは(029・888・1111)へ。

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