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若さをアピール 育児世代に訴え

候補者ルポ
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党のビラやシールを配る丹羽氏(6月30日、水戸市で)
党のビラやシールを配る丹羽氏(6月30日、水戸市で)
政策を訴える村田氏(6月22日、水戸市で)
政策を訴える村田氏(6月22日、水戸市で)
街頭演説で訴える菊池氏(1日、結城市で)
街頭演説で訴える菊池氏(1日、結城市で)
ポスター掲示板をまわる仲村渠氏(6月22日、水戸市で)
ポスター掲示板をまわる仲村渠氏(6月22日、水戸市で)

 新人8人が立候補している参院選茨城選挙区(改選定数2)。選挙戦は中盤を迎え、各候補の訴えもさらに熱を帯びている。

茨城選挙区で無所属の堂込麻紀子氏が初当選

丹羽茂之氏

 6月30日昼のJR水戸駅南口。NHK党の丹羽茂之氏(30)は一人、段ボール箱を持って姿を見せた。ビラやシールを取り出すと、汗をぬぐいながら、党名や名前などを連呼し1時間にわたり配り続けた。

 選挙戦では、受信料を支払った人だけがNHKを視聴できるスクランブル放送の実現や、年金受給者の受信料無料化を訴える。

 活動の途中、通りがかりの男性3人組から「NHKを……」と振られると、すかさず丹羽氏は「ぶっ壊す」と反応。党の認知度が高まっていることを印象づけた。とはいえ、初挑戦の選挙は手探りだ。

 アピールポイントの若さを生かし、ユーチューブなどSNSでの発信に力を入れており、「若い人たちに支持を広げたい」と力を込めた。

村田大地氏

 NHK党の村田大地氏(45)は公示日の6月22日、自ら立候補の届け出を済ませると、昼からJR水戸駅南口で「第一声」に臨んだ。

 演説では笠間市で生まれ育った「生粋」の茨城県人であることをアピール。地方創生を訴えると力を込めた。「(地方は)今後5年後、10年後、若い働き手がどんどんいなくなる。若い人がいないことを前提にした政治や経済を作っていかなくてはならない」と強調した。そのうえで、DX(デジタルトランスフォーメーション)化やロボット化の推進を掲げた。

 祖父や父が地方議員を務めた政治家一家に育ったが、自身は初の選挙。「よりよい未来を皆さんと築き上げていきたい」と話す。公示日以降、ポスター貼りやSNSを使った活動を続けている。

菊池政也氏

 「奨学金(返済による)破産など起きない教育政策を」。1日昼、結城市役所前でマイクを握った政治団体「参政党」の菊池政也氏(37)は力を込めた。

 建築会社の3代目 棟梁とうりょう という肩書から、国政を家づくりにたとえる。「外国資本の流入などにより、日本という家が崩壊しかかっている」と強調。郷土愛を育てる教育や食品添加物の規制強化を訴えている。

 スタッフの大半は、選挙運動は未経験。ユーチューブを活用しながら、地道な遊説を行う。投開票日の直後に第1子が誕生予定のため、同じ子育て世代をターゲットに呼び掛ける。

 強い日差しにも「大工の現場で炎天下には慣れている」と表情を引き締め、次の遊説に向かった。

仲村渠哲勝氏

 「琉球処分のことを分かってもらいたいから立候補した」。公示日の6月22日、無所属の 仲村渠なかんだかり 哲勝氏(80)は、報道陣に自身の思いを訴えた。その後、水戸市や日立市などを回り、ポスター貼りに奔走した。

 沖縄県出身で、ふるさとの歴史を振り返るうち、明治政府が琉球王国を日本に組み入れた琉球処分を「不当なもの」と考えるようになった。かつて福島県の私立大学で教えており、東京電力福島第一原発事故の教訓も踏まえ、東海第二原発(東海村)の再稼働は「絶対反対」と訴える。

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3133421 0 ニュース 2022/07/02 05:00:00 2022/07/02 05:00:00 2022/07/02 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/07/20220702-OYTNI50020-T.jpg?type=thumbnail

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