二つの海岸美にグルメ<三陸鉄道>

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三陸鉄道
三陸鉄道
もうすぐ「かき小屋」の営業も始まる(2018年11月、山田町船越で)
もうすぐ「かき小屋」の営業も始まる(2018年11月、山田町船越で)
三陸の豊かな海を背に、大沢橋梁を渡る車両(13日、普代村で)
三陸の豊かな海を背に、大沢橋梁を渡る車両(13日、普代村で)
絵解き不要。三陸鉄道の鉄印
 

 海の見どころが満載の三陸鉄道でも、「鉄印」がもらえる。旅の思い出を鮮やかに彩ってくれそうだ。

「リアス線」再出発 県沿岸部を縦断する三陸鉄道(三鉄)は、盛駅(大船渡市)から久慈駅(久慈市)まで41駅を結ぶ。東日本大震災で被災し、昨年の台風19号でも不通となったが、今年3月に全線で運行を再開した。1984年に開業し、長年、地域住民や観光客に愛されてきた。

 三鉄は当初、北リアス線(宮古―久慈駅)と南リアス線(盛―釜石駅)に分かれていた。震災の津波で路線や駅舎が被災し、全線が不通となったが、2014年4月に復旧。19年にはJR山田線釜石―宮古駅間の移管を受け、「リアス線」として再出発した。

 総延長は全国の第3セクター最長の163キロとなり、一つの路線で二つの海岸美を堪能できる。北側は高さ200メートル級の断崖が連なる北山崎を始めとした絶壁、南側は岬と入り江が複雑に入り込んだリアス式海岸の絶景が広がる。

 宮古駅近くの景勝地「浄土ヶ浜」では、鋭くとがった白い流紋岩が林立し、透明度の高いコバルトブルーの海とのコントラストが映える。遊覧船も出ており、海からの絶景とウミネコへの餌付けが楽しめる。

海の幸山の幸 海の幸も外せない。

 宮古駅から徒歩10分ほどの「宮古市魚菜市場」では、とれたての魚介類を買い、ミニコンロで焼いてその場で食べることができる。これから旬を迎える秋サケやイクラなどを、牛乳瓶に詰めたご当地グルメ「瓶ドン」も、市内各所の飲食店で取り扱っている。

 隣の山田町では31日、カキを殻付きのまま蒸し焼きにし、殻をむいて提供してくれる「かき小屋」の営業が始まる。最寄りは岩手船越駅で、徒歩約20分。

 三鉄の橋上和司・旅客営業部長は「沿線で採れたマツタケなど、山の幸もそろっている。車窓から望む美しい景観とともに味わってみては」と話している。

(斉藤新)

あまちゃんの聖地大沢橋梁

 堀内駅と白井海岸駅の間に架かる、高さ30メートルの大沢橋梁きょうりょうは、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」にも登場し、鉄道ファン、あまちゃんファンともに人気スポットとなっている。鉄印にも、大沢橋梁を走る列車がスタンプされ、そこに駅員が文字を手書きしている=写真=。

 三鉄では現在、東北6県と新潟県在住者を対象に「三鉄ぶらり旅半額2枚きっぷ」が販売中だ。片道1010円以上の区間を半額で利用でき、有効期間は2日間。1日乗り放題のフリー乗車券など、他にもお得な切符を取り扱っている。

 鉄印帳販売と記帳の受け付けは、宮古駅で行っている。記帳料は300円。問い合わせは旅客営業部(0193・62・7000)へ。

 各地域の「鉄印帳を携えて」も読めます。

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1555016 0 鉄印帳を携えて 2020/10/17 05:00:00 2020/10/17 20:29:18 2020/10/17 20:29:18 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/sanriku.jpg?type=thumbnail

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