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鴨せいろ 滝沢手打ちそば道場(滝沢市)

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やや濃いめのつゆとコシのある麺の組み合わせが絶妙な「鴨せいろ」
やや濃いめのつゆとコシのある麺の組み合わせが絶妙な「鴨せいろ」
高橋恵美子さん(右)と後継指名した刈田さん夫婦
高橋恵美子さん(右)と後継指名した刈田さん夫婦

そばでつながる縁と味

 滝沢市役所の近くの県道沿いに、一風変わった名のそば屋がある。その名も「滝沢手打ちそば道場」。「 かも せいろ」を注文すると、きれいに盛りつけられた打ち立てのそばが出てきた。コシのある麺は、やや濃いめのつゆによくあう。

 お店は、昨年4月に亡くなった元教員の高橋盛佳さんが20年ほど前、盛岡市でそば打ちを学んだことに始まる。そば打ちにはまった盛佳さんは、地元の仲間に声をかけ、2002年に同好会を設立。その後、会員が増え、07年に「上の山そば会」に発展。11年に現在の場所を借り、そばを打っていると、食べたいという人が来るようになったため、そばを打つ正会員とそれを食べる試食会員を設けた。12年からは、一般の人もそばを食べたり、そば打ち体験できたりする飲食店として営業を始めた。

 店は、盛佳さんと妻の恵美子さん(71)を中心に、会員らを交えて切り盛りしてきた。しかし昨年4月、盛佳さんの死と新型コロナウイルスの影響が重なり、閉店を余儀なくされた。

 ところが、多くの会員から店の存続を望む声が上がり、恵美子さんも「夫の思いをつなげたい」と営業再開を決意。ともに正会員でホテルマンだった刈田敏浩さん(45)、真寿美さん(40)夫婦を後継者に指名した。6月に再オープンし、7月から刈田さん夫婦に運営を任せた。真寿美さんは「このまま終わるのはもったいないと思っていたが、まさか自分が継ぐことになるとは」と振り返る。手作り感あふれる麺にこだわり、毎朝午前8時前から仕込みに励む。

 コロナ禍で客足は半分ほどに落ち込んでいるが、毎日通ってくれる人もいる。恵美子さんは「そばを通して、人と人がつながる場になってもらえれば」と力を込める。敏浩さんも「まだまだ修業中だが、そばを食べてお店を好きになってもらえれば」と話している。

地元産そば粉100%

 盛佳さんは、自らソバを育て、そば粉作りにも挑戦するほど、そば打ちに熱心だったという。その熱い思いに賛同し、正会員は現在約100人、試食会員は全国で1000人以上にのぼる。

 現在、そば粉の生産は、滝沢市に住む会員の農家に委託。地元産のそば粉を100%使用してそばを打っている。おいしいそばはもちろん、だしのうまさを味わえるそば湯割りもおすすめだ。(冨田駿)

メモ

 滝沢市鵜飼迫153の3。市役所から車ですぐ、歩いても5分ほど。メニューは「鴨せいろ」税込み1100円、「そば定食」同850円、「かけそば」同650円など。

 営業時間は午前10時半~午後3時、ただし、そばがなくなり次第終了。火曜定休。そば打ち体験は、客の少ない時間帯や火曜日に予約制で開催し、一般は2000円。問い合わせは、019・656・1851まで。

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使い方
2154725 0 うめぇなっす 2021/06/25 05:00:00 2021/06/25 05:00:00 2021/06/25 05:00:00 やや濃いめのつゆとコシのある麺の組み合わせが絶妙な「鴨せいろ」(6月9日午後2時54分、滝沢市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210625-OYTAI50003-T.jpg?type=thumbnail

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