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福来豚三色ぎょうざ御膳  農家食堂つきや(野田村)

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三色ぎょうざ(手前)など、地元野菜をたっぷり使った9品が並ぶ
三色ぎょうざ(手前)など、地元野菜をたっぷり使った9品が並ぶ
築65年ほどの古民家で客をもてなす小野寺さん
築65年ほどの古民家で客をもてなす小野寺さん

野田産豚肉汁じゅわっ

 築65年ほどの古民家を改築した農家食堂。店の引き戸をがらりと開けると、夏休みに祖父母の家を訪れて玄関を開けたときの、あの感覚が呼び起こされ、懐かしい気持ちになった。メニューの「 福来豚ふくぶた 三色ぎょうざ御膳」が目に留まる。人気メニューとのことで、早速注文した。

 運ばれてきた色鮮やかな御膳を前に、思わず「うわー!」と声が出てしまう。メインのぎょうざは、一般的な小麦色の他に、ビーツの粉末が練り込まれたピンク色と、寒締めホウレンソウの粉末が練り込まれた緑色。手作りのもちっとした食感の皮の後に、野田村産のブランドポーク「南部福来豚」の肉汁がじゅわっと広がった。黒豆とイナキビが入った雑穀米にもよく合う。

 材料の野菜や雑穀は全て、食堂を経営する小野寺信子さん(72)が丹念に育てている。地元産の食材を使うことにこだわり、ヤマブドウで煮たリンゴのコンポートも評判だ。灰色の豆腐は、特産の野田塩から取ったにがりを使った黒豆豆腐で、一目見ただけで「健康的」という3文字が頭に浮かんでくる。

 食堂は2015年にオープンした。小野寺さんは以前、保育園の調理師として働いていたが、おいしい野菜を自分で育てたいと、40歳後半で農業を始めた。せっかく作った野菜を余らせたくないと考えた時、東日本大震災で村を訪れた大学生ボランティアを古民家に招き、料理を振る舞ったことを思い出した。空き家となり譲り受けた古民家を、食堂として活用することにした。

 「体に優しくておいしいものを食べさせたい」という思いは、孫が生まれたことで強くなったという。孫は今、8人に増えた。手間暇かけられた一品一品から、小野寺さんのこだわりとぬくもりが伝わってくる。

冷凍トマトに注目

 食堂に行った際には、御膳のサラダに入っているトマトに注目してほしい。うまみと甘みを引き立たせるために冷凍のまま提供され、ひやっとした冷たさが口に広がる。どこか塩味がするのは、米ぬかとカツオのエキスが入った肥料を使っているからだそうで、お客さんからも評判がいいという。

 「このトマトをジュースにすると格段においしいの」と小野寺さん。ぜひ、商品化してください。飲みに行きます。

 野田村野田22地割39の1。村役場からは車で西に5分ほど。「福来豚三色ぎょうざ御膳」は税込み1000円。村で水揚げされた海産物を使った「長寿御膳」は同800円。

 営業は午前11時半~午後2時。金曜定休で日曜は予約のみ。問い合わせは(0194・78・2235)へ。

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使い方
2172546 0 うめぇなっす 2021/07/02 05:00:00 2021/07/02 05:00:00 2021/07/02 05:00:00 野田村産の食材がふんだんに使われた「福来豚三色ぎょうざ御膳」。手間暇かけられた逸品が並ぶ(6月10日午後1時49分、野田村で)=有村瑞希撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210701-OYTAI50045-T.jpg?type=thumbnail

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