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かつ丼  御食事処うちさわ(宮古市)

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特製のタレと半熟卵の照りが食欲をそそるかつ丼
特製のタレと半熟卵の照りが食欲をそそるかつ丼
幹線道路沿いにある店は長年、観光客や住民らに愛されてきた
幹線道路沿いにある店は長年、観光客や住民らに愛されてきた

 

秘伝のタレ半熟卵輝く

 盛岡市から車で国道106号を走り、緑や川を眺めながら約1時間ドライブして小腹がすいた頃、「御食事 どころ うちさわ」に着いた。

 看板メニューの「かつ丼」は、注文を受けてから一枚一枚丁寧に揚げる。半熟卵がこんがり揚がったかつに絡み、オレンジ色の照りがまぶしい。三つ葉と紅ショウガが彩りを添える。

 店長の内沢友子さん(57)は地元を応援したいと、宮古市内の精肉店から仕入れた豚肉や紫波町産の卵などを使用。とんかつに50年以上引き継がれている秘伝のタレを加え、甘じょっぱく仕上げる。

 店は1963年、当時の国道106号沿いで農業を営んでいた内沢さんの実家が開業した食堂が前身。自宅の一角で野菜や魚などを販売していたが、地域住民から料理も出してほしいと言われて始めた。家族で切り盛りし、林業が盛んな川井地区の住民らに愛されてきた。お客さんの要望で加えられたメニューも多い。

 東京で働いていた内沢さんは、店を継ぐため20代半ばで帰郷。母の明子さん(82)から駄目だしを受け、本を読んだり飲食店を巡ったりして、料理の腕を磨いた。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で客足が遠のいた。今年に入り宮古盛岡横断道路が完成すると、工事関係者の需要がなくなり、店の前を通る車も減った。内沢さんは「これで店を畳むことになるかもしれない」と懸念し、テイクアウトに力を入れ、近くの道の駅で弁当を販売した。それでも、看板のかつ丼は店でしか提供しない。「できたてを食べさせたい」というこだわりからだ。

 懸念は取り越し苦労だった。「気になっていたけれど、近くなったので来ました」と、開通した道路を利用し、沿岸や内陸から訪れる人が増えた。内沢さんは「遠くから来てくれるお客さんにも喜んでもらえるように、営業を続けたい」と意欲を見せる。

ボリューム満点

 看板のかつ丼のほかに、ランチタイム限定で超大ざる噴火盛り(税込み830円)も楽しめる。もっと食べたいというお客さんの希望に応えたメニューで、2・5人分のそばを山のように盛りつける。リーズナブルで、ボリュームも満点。お客さんにおなかいっぱい食べてほしい、という思いを感じた。

 中には、かつ丼とセットで頼む猛者もいるといい、胃袋の小さい私はおののいた。次回は腹を極限まですかせて挑戦したい。

 かつ丼(みそ汁付き)は税込み830円。そばが付いた半かつ丼そばセットは同1050円で人気がある。

メモ

 住所は、宮古市川井第2地割170の2。JR陸中川井駅から徒歩約5分、宮古盛岡横断道路の上川井出入口から車で約5分。営業は午前11時~午後6時半(8月から午後3時ラストオーダー)。問い合わせは(0193・76・2438)へ。

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使い方
2191893 0 うめぇなっす 2021/07/09 05:00:00 2021/07/09 05:00:00 2021/07/09 05:00:00 特製のタレを絡め照りが強く出ているうちさわのかつ丼(5日午後3時34分、宮古市川井で)=斉藤新撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210709-OYTAI50000-T.jpg?type=thumbnail

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