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じゃじゃ麺 じゃじゃめん家羽琉(盛岡市)

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おなかをすかせた学生のため、分量は他店の1・5~2倍(写真は小サイズ)
おなかをすかせた学生のため、分量は他店の1・5~2倍(写真は小サイズ)
元プロスノーボーダーの工藤さん
元プロスノーボーダーの工藤さん

 

スノボの次麺極める

岩手大の裏に、築60年以上の古い民家を改装したじゃじゃ麺店がある。外観はまるで海の家のようだ。靴を脱いで、店に上がる。

 食券を購入すると番号札を渡され、数分後に熱々のじゃじゃ麺が運ばれてきた。一見シンプルだが、店主のこだわりが詰まっている。麺はモチモチとした食感の中太と、肉みそが絡みやすい平打ちの2種類を合わせている。主役の肉みそは、一般的な豚肉ではなく鶏肉を使用。クセがなく優しい味に仕上がっている。お客は場所柄、学生も多い。宗教上の理由で豚肉が食べられない留学生に、「ここの肉みそは鶏だから食べられる」と喜ばれたこともあるという。

 トッピングも豊富だ。約10種類の具から作る自家製のラー油や、青唐辛子を酒としょうゆにつけ込んだ「南蛮しょうゆ」、青森県産の新鮮なすりおろしニンニク……。食べ終えたお皿に卵を落とし、かき混ぜ、だしの利いたスープを入れる「ちーたん」で締める。

 店主は盛岡市出身の元プロスノーボーダー、工藤英昭さん(53)だ。25歳から20年間プロ生活を送り、国内年間ランキングで5年連続1位を獲得。海外ツアーでは乾麺を持参し、皆にじゃじゃ麺を振る舞うほどの麺好きだった。

 2014年の引退後もスノーボードに携わりたいと思い、都合がつきやすい飲食業を選んだ。やるなら大好きなじゃじゃ麺で勝負したい――。店名は、子どもの名前を組み合わせ、この世界でも「跳びはねる」との決意を込めた。

 他の店と食べ比べたり、自宅で麺を作ったりして研究を重ね、15年7月に開店した。じゃじゃ麺初心者にも、マニアにも楽しんでもらえる一杯になったと自負する。工藤さんは「毎日食べても飽きないくらいのじゃじゃ麺を作っているつもりなので、ぜひ一度食べにきてほしい」と話す。

食べ方十人十色

 盛岡名物のじゃじゃ麺。その魅力は、十人十色の食べ方があることだ。正解はなく、色々な食べ方を許容してくれる。そんな盛岡のソウルフードは、故郷を離れて働く私の胃袋を優しく満たしてくれる。

 お店はコロナ禍で、テイクアウトを始めた。材料の発送も行っており、お店に行かなくても、羽琉のじゃじゃ麺を味わうことができる。店に行くのもよし、取り寄せるのもよし。楽しみ方はお好みで。

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使い方
2317463 0 うめぇなっす 2021/08/27 05:00:00 2021/08/27 05:00:00 2021/08/27 05:00:00 シンプルなじゃじゃ麺だが、店主のこだわりが詰まった一品だ(5日午後6時11分、盛岡市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210826-OYTAI50027-T.jpg?type=thumbnail

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