大槌駅にも鉄道ダンシ!?…三陸「聖地化」へ

無断転載禁止
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

3月フェス 声優ら駅復活盛り上げ

昨年のイベントで、恋し浜レン(右)と田野畑ユウのパネルの間で記念写真を撮る(右から)佐藤さん、鈴村さんら(平舘さん提供)
昨年のイベントで、恋し浜レン(右)と田野畑ユウのパネルの間で記念写真を撮る(右から)佐藤さん、鈴村さんら(平舘さん提供)

 東日本大震災で全壊し、3月に三陸鉄道リアス線の駅として復活する大槌駅を盛り上げようと、大槌町民有志らが同月30、31日、「三陸コネクトフェスティバル」を開催する。アニメやドラマにちなんだ土地を訪れる「コンテンツツーリズム」で沿線を活性化するのが狙いで、三鉄の駅のキャラクターを活用するほか、新たに大槌駅のキャラクターも披露する予定だ。

 主催者は、コンテンツツーリズムで三陸を「聖地化」して交流人口の拡大を目指す「三陸聖地化委員会」。2017年に設立され、宮古市から釜石市までの約15人が参加している。

 イベントは昨年2月に続いて2回目。「大槌駅を盛り上げ、三鉄を応援しよう」を合言葉に、鈴村健一さんや桑島法子さんなど人気声優のライブやトークイベントのほか、朗読劇や郷土芸能も予定している。

 同委員会の議長を務める大槌町大ヶ口の平舘豊さん(38)は、15年3月に町役場を退職し、アプリ制作やウェブ管理を行う会社を設立。三陸の旅行者向けアプリを開発するうちに「そもそも三陸に来てもらうきっかけが必要だ」と思った。

 ただ、イベント企画のノウハウがないため、震災で町内の実家が全壊した東京都在住の元歌手、佐藤ひろ美さん(48)に協力を要請。佐藤さんは17年間の歌手活動や、現在経営している声優事務所と音楽・アニメの制作会社で培った経験を基に助言している。

 アニメ好きの平舘さんらが注目したのが、ほぼ休眠状態だった三鉄のキャラクター「鉄道ダンシ」。北リアス線田野畑駅の「田野畑ユウ」と、南リアス線恋し浜駅(大船渡市)の「恋し浜レン」がいる。震災後、新たなファン獲得のため考案され、ゲームやアニメを手がけるイラストレーターと人気声優がコラボしている。

 同委員会は、鉄道ダンシで三鉄をPRし、若者が三陸を訪れるきっかけを作る。クリアファイルなどのオリジナルグッズも製作する予定だ。大槌駅の新キャラクターは大槌の海をイメージしたものになるという。「海への複雑な思いを込め、町民が共感できるキャラクターにしたい」と佐藤さん。平舘さんも「鉄道ダンシは三陸の新たなコンテンツになる。地元の活性化に貢献したい」と意気込む。

 会場は町文化交流センターや城山公園体育館など。2日間で約2000人を集めた第1回を上回る3000人の来場を目指す。開催資金を募るクラウドファンディング(https://camp-fire.jp/projects/view/101302)は目標額300万円を達成したが、30日まで申し込める。(五島彰人)

407169 0 ニュース 2019/01/30 05:00:00 2019/01/31 10:40:38 2019/01/31 10:40:38 北海道から沖縄まで全国から集まった昨年2月の三陸コネクトフェスティバルの様子。パネルは「恋し浜レン」(右)と「田野畑ユウ」(平舘さん提供)(大槌町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190130-OYTNI50007-T.jpg?type=thumbnail

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ