点検中雪崩想定雫石で救出訓練 東北電力
無断転載禁止
メモ入力
-最大400文字まで
完了しました

東北電力岩手支社などは31日、山間部の発電設備を点検中に作業員が雪崩に巻き込まれた事態を想定した救出訓練を雫石町の網張温泉スキー場で行った。
訓練は、山形県で2000年12月、発電所の設備の点検に向かっていた東北電力と委託会社の作業員3人が雪崩で死亡した事故を受け、毎年行っている。
この日は15人が参加。トランシーバーを使い、雪に埋めたトランシーバーの場所を特定し、2人がかりでシャベルで掘り出した。雪崩に巻き込まれてから11分を過ぎると生存率が急激に下がるため、参加者は11分以内での救出を目指した。