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「夢、本気で追いかけよう」元Jリーガー・鳴尾直軌さん

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地元の子供たちの応援に手を振って応える鳴尾さん(岩泉町で)
地元の子供たちの応援に手を振って応える鳴尾さん(岩泉町で)

 サッカーを通して被災地の支援を手掛けてきた元Jリーガーの鳴尾 直軌なおき さん(46)は、出身地の岩泉町を走った。新型コロナウイルス感染拡大で練習もままならない子供たちに「本気で夢を追いかけてほしい」との願いを込め、聖火をつないだ。

 サッカーJ2・アルビレックス新潟などで活躍した後、2011年春に盛岡市の社会人クラブ「グルージャ盛岡」のコーチに就任した。震災が起きたのは、クラブに合流する直前の3月11日。選手たちと沿岸の被災地に向かい、がれきの撤去を手伝った。

 震災を機に思いを強くした。「岩手にJリーグのクラブをつくり、県民に勇気を与える」。12年に盛岡の監督に就任。古里からグラウンドの提供などの支援を受け、2年後にはJ3入りを果たした。

 16年の台風10号でグラウンドは被害を受けた。それでも「スポーツが身近にある生活を続けてほしい」と、休日に岩泉町へ通い、子供らにサッカーを教えてきた。

 2年前、沿岸部で子供たちがユニホームを着てサッカーをしているのを見かけた。震災直後、被災地に贈ったものだった。「サッカーのある日常が戻ってきた」とうれしさが込み上げた。

 現在は県サッカー協会の職員として、プロを目指す子供たちや指導者の育成にあたる。「自分はサッカーに生きる力をもらった。今度はサッカーで恩返しできれば」。古里でスポーツの灯を絶やさぬようにと、一歩一歩を踏みしめて走った。

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2134109 0 ニュース 2021/06/18 05:00:00 2021/06/18 05:00:00 2021/06/18 05:00:00 地元の子供たちが見守る中、笑顔で聖火を運ぶ鳴尾さん(17日午前9時54分、岩泉町で)=広瀬航太郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210617-OYTNI50046-T.jpg?type=thumbnail

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