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時短営業不安のスタート 盛岡の飲食店 採算合わず休業も

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午後8時に合わせてのれんを下ろす小川店長(30日、盛岡市で)
午後8時に合わせてのれんを下ろす小川店長(30日、盛岡市で)

 新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、盛岡市内の飲食店に対する県の営業時間短縮の要請が30日、始まった。県は9月12日まで飲食店の営業を午前5時~午後8時に限定してもらうことで感染の抑え込みを図る。しかし、時短に協力しても先行きが見えない状況に店主からは不安や戸惑いの声が上がった。

 盛岡市中心部の繁華街では、時短営業を知らせる貼り紙が所々の店で見られた。同市中央通で沖縄料理を提供する「ふれあい酒場がじゅまる」は要請に従い、午後8時になると、のれんを下ろした。

 コロナ禍前から昼も営業していたが、感染拡大で周辺の店もランチ営業に乗り出したため、来店客が半減。7月から夜だけの営業に切り替えるとともに、売り上げを増やそうと、閉店を午前0時に延ばしていた。そこに今回、時短要請が出た。

 店長の小川勝行さん(54)は「時短要請を行った他県では効果はあまり出ていないと思う」と突然の要請に戸惑いながらも、「飲食店は街の灯をともす存在。店を支えてくれるお客さんのために、のれんを守りたい」と話した。

 臨時休業に踏み切る店も目立つ。焼き鳥店など県内7店舗を経営する「秀吉」(盛岡市)は、要請期間が終わる9月12日まで5店舗を休業する。

 時短要請に応じても、食材の仕入れや人手のコストがかかり、採算が合わないためだ。休業期間中は、社員約50人の雇用を守るため、雇用調整助成金を申請するという。渡辺史隆社長(45)は「休業しても赤字だが、時短営業で大赤字になるよりは良い」と話す。

 客足は、県独自の緊急事態宣言が出た今月12日頃から半減し、コロナ前と比べると8割減った。渡辺社長は「もう何をすれば正しいのか分からない。東京では時短しても、店を開けていれば客が自然と入るが、岩手だとそうはいかない」と語った。

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2327456 0 ニュース 2021/08/31 05:00:00 2021/08/31 05:00:00 2021/08/31 05:00:00 午後8時に合わせてのれんをたたむ小川店長(ふれあい酒場がじゅまるで)=三品麻希子撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210830-OYTNI50038-T.jpg?type=thumbnail

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