「やっと遠出晴れ晴れ」 観光地 客足・天候回復に期待/GW初日雨だけど・・・

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傘を差して国宝・金色堂へ向かう参拝客ら(29日、平泉町の中尊寺で)
傘を差して国宝・金色堂へ向かう参拝客ら(29日、平泉町の中尊寺で)
岩手山や桜を背に記念写真を撮る家族連れ(29日、雫石町の小岩井農場まきば園で)
岩手山や桜を背に記念写真を撮る家族連れ(29日、雫石町の小岩井農場まきば園で)

 コロナ禍で3年目のゴールデンウィーク(GW)が29日、幕を開けた。初日の県内は、あいにくの雨に見舞われたが、観光地では感染対策を徹底しながら、客足と天候の回復に期待する声があがった。一方、三陸沿岸では、北海道・知床半島沖の事故を受け、安全を最優先に観光船が運航された。

■中尊寺 平泉町の世界遺産・中尊寺では、全国から参拝客が訪れた。参道の入り口には「社会的距離を保ち参拝を」などと注意点が書かれた看板が掲げられ、参拝客は傘を差しながら、距離をとって参道を歩いていた。

 国宝・金色堂の前の階段で記念撮影した、京都市の飯田実可子さん(47)は「ここ数年はコロナで遠慮していたが、ようやく来ることができた。来年の年賀状の写真にしたい」と喜んだ。

 来月1~5日には同町で「春の藤原まつり」が行われる予定で、同寺は混雑状況によっては御朱印の記帳を行わず、紙札を手渡すとしている。

■小岩井農場 雫石町の小岩井農場まきば園では、家族連れやカップルが園内を散策していた。駐車場も昼過ぎには7~8割が埋まり、関東を中心に県外ナンバーも目立った。

 家族4人で大阪府から訪れた会社員野村加奈子さん(44)は「まん延防止等重点措置や緊急事態宣言が解除され、やっと遠出ができて晴れ晴れした気分。初めての岩手を満喫したい」と話した。

 同園では、2019年のGWに約7万人が訪れたが、昨年は悪天候も重なり約2万人まで落ち込んだ。今年は午後8時半まで営業し、花火など特別イベントを実施する。担当者は「屋外のレジャー施設で感染対策にも力を入れており、安心して遊んでほしい」と語った。

■地震影響続く 一方、東北新幹線は先月の地震の影響で徐行運転を続けている。花巻市の花巻温泉は、GWの宿泊予約が昨年の実績を下回っているといい、同温泉総合予約部の川村義秋部長は「通常より時間がかかるため、行き先を他方面に変更した人も多いようだ」とため息をつく。

 こうした中、宿泊客以外の来訪を促そうと、同温泉のカフェで16日から、テイクアウト弁当の販売を始めた。広大な園内で弁当を広げ、行楽気分を味わってもらうのが狙い。連休中は販売個数を増やす。

 東北新幹線は29日が下りのピークで、JR東日本盛岡支社によると、午後の「はやぶさ」の指定席乗車率は、80~85%とほぼ満席だった。昨年の同日と比べ倍以上となった。

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