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ホストタウン 交流続く

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五輪・パラへ 迎える

 東京五輪・パラリンピックで海外選手団の事前合宿を受け入れる自治体では、新型コロナウイルスの影響に戸惑いながらも準備を進めている。

 チェコのホストタウンの高知県須崎市では、7月11日からカヌーチームの事前合宿が行われる。コロナ禍前の2019年11月には、練習に訪れたチェコのジュニア選手と地元の中学生たちがカヌーを楽しみ、代表選手に寄せ書きを渡した。チェコについての学習会や講演会も開き、友好ムードを高めてきた。

 だが、今回の合宿は市民との接触を絶った異例の形で行われる。選手4人とスタッフら計13人は、来日前に全員がワクチンを接種。高知空港に着いてからは専用バスで須崎市へ移動し、到着後の行動は同市浦ノ内湾のカヌー場と宿泊施設との行き来だけに限られる。

 食材の買い出しなど日常生活の世話は、市職員十数人が交代で担当する。職員らもワクチン接種を受け、毎日PCR検査を行うなど厳戒態勢で迎える。堅田典寿・市プロジェクト推進室長は「選手の五輪にかける必死さを感じるので力になりたい。その気持ちを市民に共有してもらい、今後の交流につなげたい」と話す。

 ホストタウンは、東京五輪・パラリンピックに参加する国・地域と全国の自治体がスポーツや文化を通して交流を深めたり、事前合宿を受け入れたりする制度。四国では4県25市町が登録され、このうち13市町が14か国・地域の27選手団を合宿に迎える予定だった。

 しかし、コロナ禍の収束が見通せず、合宿断念の連絡が相次いだ。15年にスポーツクライミングの専用施設を整備して全国大会も開催している愛媛県西条市。今年2月、オーストリアからスポーツクライミングの選手2人の事前合宿中止の連絡があった。

 それでも市内の児童、生徒が3月からオーストリアの選手を応援する動画を撮影し、市のホームページで公開した。市スポーツ健康課の担当者は「合宿の中止は残念ですが、応援は続けます。コロナ収束後に東京大会のメダリストとして西条に来てほしい」と願う。

 五輪開幕が約1か月後に迫った今月15日、須崎市の朝ヶ丘中学でチェコの中学生との交流会がオンラインで開かれた。「日本の五輪選手は誰が有名?」「チェコの学校にどんなクラブがあるの」。両国の中学生たちがパソコンの画面に向かい、英語で学校生活などを紹介し合った。

 「お互いに意外と知らないことが多い。将来、直接会って、日本のことをもっと伝えたい」という意見も出た。コロナ禍で思うような活動ができなくても、ホストタウンとしての交流は続く。(滝利明)(おわり)

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2157364 0 New門@四国 2021/06/26 05:00:00 2021/06/26 05:00:00 2021/06/26 05:00:00

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