<第91回 選抜高校野球>高松商 27度目の春

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選抜大会出場が決まり、帽子を投げ上げて喜ぶ選手たち(いずれも高松市の高松商で)
選抜大会出場が決まり、帽子を投げ上げて喜ぶ選手たち(いずれも高松市の高松商で)

 ◇平成最後のVへ闘志

 平成最後となる第91回選抜高校野球大会へ、高松商の3年ぶり27度目の出場が25日に決まった。先輩たちが1924年(大正13年)の第1回と、60年(昭和35年)の第32回を制した栄光の舞台。朗報を聞いて喜びをあらわにしたナインは、三つの時代にまたがる3度目の「優勝」を目標に掲げ、闘志を新たにした。(松本慎平、北野浩暉)

 高松市松島町の高松商では午後3時40分頃、梶正司校長に出場決定の電話連絡が届いた。校長はすぐにグラウンドに向かい、選手たちに「決まりました。出場おめでとう」と伝達。選手たちはガッツポーズをしたり、帽子を空へ投げ上げたりして喜びを表現した。

 四国大会で4強入りした昨年の選考では落選。飛倉爽汰主将は「あの悔しさを晴らそうとこれまで頑張ってきた。選ばれてうれしい」と笑顔を見せた。

 チームは左腕・香川卓摩投手を堅守で支え、昨秋の県大会で優勝。四国大会では右腕・中塚公晴投手の好投もあり、明徳義塾、高知商(以上高知)、松山聖陵(愛媛)の難敵を連破して頂点に立った。

 1年の夏から登板してきた香川投手は「これまでは力を出し切れない甘さから甲子園を逃してきた。夢の舞台で一つでも多く勝てるよう、力を出し切りたい」と意気込む。

 前回出場時は決勝まで勝ち上がり、智弁学園(奈良)と延長11回を戦って準優勝。飛倉主将は、大会の目標について「あの先輩たちのように決勝の舞台に立ち、優勝したい」ときっぱり。そして「課題はバッティング。全員安打を記録できるようにしたい」とさらなる向上を誓った。

 長尾健司監督は「選手がこれまで積んできた努力には合格点をつけられる。一枚岩になれるのが、このチームの強み。粘り強く戦い、接戦をものにしていきたい」と話した。

 ◇昨年の悔しさ吹き飛んだ

 ◇OBなど 県内から激励相次ぐ

 高松商OBらからも激励の声が相次いだ。

 野球部OB会「高商倶楽部くらぶ」会長で、1960年の優勝メンバー山口冨士雄さん(76)はこの日、グラウンドに駆けつけ「昨年の悔しい思いが吹き飛んだ」と選手を祝福。取材に対し「今年のチームはまとまりの良さが好プレーにつながっている。プレッシャーになるので、優勝までは望まない。楽しんでプレーしてほしい」。

 2016年春に準優勝した時の主戦浦大輝さん(20)(立教大)は「甲子園の雰囲気は独特で、最初は緊張があった」と振り返り、「最初から応援に負けない声を出し、いい流れで試合を進めてほしい」とエールを送った。

 浜田知事は「野球王国香川の風を巻き起こしてください」、高松市の大西秀人市長も「59年ぶりの優勝旗を持ち帰っていただきたい」とそれぞれメッセージを発表した。

 ◇本紙 号外発行

 読売新聞は25日夕、高松商の選抜出場を伝える号外3000部を発行。高松市の大型商業施設「ゆめタウン高松」などで配った。

無断転載禁止
303976 0 ニュース 2019/01/26 05:00:00 2019/01/28 13:59:43 2019/01/28 13:59:43 選抜出場決定を喜ぶ選手ら(高松商で)=北野浩暉撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190126-OYTNI50005-T.jpg?type=thumbnail

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