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高松市が発行している子ども医療証。県内の医療機関で医療証を提示すれば無料で受診できる
高松市が発行している子ども医療証。県内の医療機関で医療証を提示すれば無料で受診できる

通院費対象拡大 全市町 完全無料化へ

 高松市は、2020年度から子どもの通院医療費の無料化を中学生までに拡大する方針を決めた。実現すると、県内の全市町で中学卒業まで通院と入院にかかる医療費が無料となる。都道府県内の全ての自治体が中学校卒業までの子どもの医療費を完全に無料化する例は、全国的にも少ないという。(松本慎平)

 ◇20年度から高松市方針

 大西秀人市長が、開会中の市議会定例会代表質問で、医療費無料化の対象年齢の引き上げについて問われ、「2020年度からの実施に向けて検討を進めたい」と答えた。

 現在、高松市では小学校卒業まで通院と入院の医療費が無料で、中学生は入院のみ無料になっている。いずれも保護者の所得制限は設けていない。20年度以降、さらに中学生の通院を加える予定だ。

 市こども家庭課によると、市内の中学生は約1万2000人で、無料化により市が新たに負担する通院医療費は計約2億8000万円にのぼる。10月から国が3~5歳の幼児教育・保育費を原則無料にすることになり、市が独自に行ってきた保育料助成費を医療費に回すことで、無料化を実現できるという。

 今後、医療費助成条例の改正を行い、20年度中にスタートさせたいとしている。

 医療費の無料化は各市町の制度として実施され、未就学児分の医療費については県が半額を助成している。県子ども家庭課によると、高松市以外の県内16市町は既に中学校卒業までの入院・通院医療費を無料化し、直島町は16年度から18歳までを無料としている。

 医療費の助成は各自治体でばらつきがあることが多く、全市町で中学生までの医療費が完全無料化される例は全国でもあまりない。群馬県は09年10月から県の制度として中学校卒業までの医療費を無料にし、福島県は12年10月から各市町村と連携する形で18歳以下の医療費を無料にしている。

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490229 0 ニュース 2019/03/15 05:00:00 2019/03/15 05:00:00 2019/03/15 05:00:00 高松市が発行している子ども医療証。県内では医療証を提示すれば無料で受診できる https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190315-OYTNI50018-T.jpg?type=thumbnail

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