「高松盆栽」イラスト いいね
完了しました
JA香川など オンラインコンテスト




新進気鋭のアーティストやイラストレーターに高松市の特産「高松盆栽」をモチーフにしたイラストを投稿してもらい、人気投票で選ばれた作品をオリジナルTシャツとして商品化するプロジェクトが進められている。JA香川県とアーティストらの支援に取り組む岡山市の会社が「若者たちに盆栽をPRする新しいツールに」と初めて企画した。(田岡寛久)
若者にPR Tシャツ化も
高松市の松盆栽は全国の市場占有率8割を誇る特産物。昨年4月に「高松盆栽の
そんな中、高松盆栽を知らないような若い世代や海外の人たちにも目を向けてもらおうと、「ARTEE」(岡山市北区)が、イラストを切り口とした今回の企画を提案。同フェスタで行われた「高松盆栽いいね!選手権」で生産者が作り上げた盆栽作品の人気上位3作品を題材に、イラストを描いてホームページ上に投稿(応募)してもらうコンテストを実施することになった。
ARTEEは、代表の大西徹さん(26)が香川大大学院地域マネジメント研究科2年だった2018年9月に創業。オンライン上でイラストコンテストなどを開いたり、企業と共同でイベントを企画したりと、アーティストの可能性を広げる事業を展開し、管理するプラットフォーム(運営基盤)に登録する総会員数は1万人を超える。
コンテストでは、閲覧者に投票してもらい、1位になると、創作活動の支援として10万円分のギフト券(2位は3万円分、3位は1万円分)を贈り、県内の人気情報誌でも紹介。さらにTシャツを制作して盆栽の郷などで販売することを計画している。
イラスト作品の応募(19日まで)では200作品以上が集まっている。閲覧者の投票は8日から始まっており、26日に締め切られる。
大西さんは「コロナ禍での新たなPRツールになればと企画した。高松盆栽の認知度の向上や、これまでなじみのなかった世代のファン獲得などにつながれば」と期待を込める。
投票は、特設ページ(https://artee-jp.com/bonsai_contest/)から。