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食堂やカフェ、レンタルスペース

旅館の会席料理の味を楽しめる「絶景食堂」をPRする松原さん(高松市で)
旅館の会席料理の味を楽しめる「絶景食堂」をPRする松原さん(高松市で)
高松市内を見渡せるカフェのカウンター席(高松市で)
高松市内を見渡せるカフェのカウンター席(高松市で)
倉庫を改装したレンタルスペース
倉庫を改装したレンタルスペース

 高松市内や瀬戸内海を一望できる峰山の北斜面に立ち、国民宿舎だった「栗林山荘」(高松市宮脇町)が県民向けの施設に生まれ変わりつつある。ロビーはカフェ、倉庫がレンタルスペースに改装され、3月には食堂もオープン。3代目となる夫婦が、宿泊業を続けながら、「地元の人たちにも利用してほしい」と奮闘している。(田岡寛久)

3代目夫婦 国民宿舎を改装

 「後を継ぐ気は全くなかったんです」。有限会社「栗林山荘」の取締役、松原安郁子さん(38)は振り返る。

 祖父が国有地を買い取り、1972年、「国民宿舎栗林山荘」を創業。父親が引き継いだ。安郁子さんは大学卒業後、地元のテレビ局に勤め、先輩の正弥さん(50)と結婚。その後、夫婦とも退社して上京し、安郁子さんは雑貨店をオープン、正弥さんは庭師として働き、2人の子宝に恵まれた。子育ての環境を考え、2019年春にUターンした。

 しかし、すぐに父親が病で倒れ、その年の6月に亡くなった。「この建物を何とか残したい」。そんな思いから、夫婦で後を継いでいくと決め、屋号を栗林山荘に改めた。

   ◇

 「このパノラマを地域の人たちにも楽しんでほしい」。ロビーの待合室を改装して瀬戸内海を望むカウンターを整備し、20年6月、カフェを開店。先代の頃から栗林山荘を支える和食専門の板長が考案した「だし巻き卵の揚げサンド」が人気メニューだ。

 物置だった倉庫はレンタルスペースに様変わり。地元の体操教室や様々な体験会のほか、家族写真の撮影にも利用されているという。

 第3弾として、3月下旬、宿泊客の食事会場を改装し、「絶景食堂」をオープン。ランチ限定で、瀬戸内海の幸をふんだんに使った旅館の会席料理が気軽に楽しめ、価格も980~1980円とリーズナブルだ。

 さらに、廊下に棚を設け、約30人のハンドメイド作家らが出店。学生の合宿や工事関係者の連泊などは受け入れながら、空いた客室はシェアオフィスとして提供している。

 安郁子さんは「ニーズに応じて柔軟に対応し、この場所に新たな人の流れを生み出したい」と話す。

 問い合わせは栗林山荘(087・834・3000)へ。

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2013524 0 ニュース 2021/04/27 05:00:00 2021/04/27 05:00:00 2021/04/27 05:00:00 「高松市内を一望できる景色と、旅館の会席料理の味が楽しめる」という絶景食堂をアピールする松原安郁子さん(高松市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210427-OYTNI50003-T.jpg?type=thumbnail

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