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あなぶきG 貸し出し事業検討

テレワークなどを目的に貸し出されたキャンピングカー(高松市で)
テレワークなどを目的に貸し出されたキャンピングカー(高松市で)
車内で原稿を書く記者(高松市で)
車内で原稿を書く記者(高松市で)

 コロナ禍で広がるテレワークやワーケーション。これらにキャンピングカーを活用してもらおうと、あなぶきグループなどが約1か月半、レンタル事業の実証実験を行った。結果を分析し、今後、事業化を検討するといい、同グループは「キャンピングカーの新たな可能性を示したい」としている。(藤岡一樹)

 実証実験は、あなぶきグループがNECソリューションイノベータ(東京)と共同で企画した。

 コロナ禍で、密を避けられるアウトドアレジャーの人気が高まっているため、キャンピングカーの需要が高まると予想し、貸し出し事業を検討。一方、遊びに出かける人が少ない平日の稼働率を上げるため、オンライン会議やテレワークへの活用を考案した。

 同グループでも毎日のように取引先とオンライン会議が行われる一方、会議室が不足していることがヒントになったという。

 実証実験は、キャンピングカー1台(全長5・2メートル、幅2メートル、高さ2・9メートル)で、5月11日~6月25日に実施。同グループが管理する高松市鍛冶屋町の駐車場に置かれた状態で、2時間1000円で貸し出した。

 期間中の稼働率は20%程度だったが、利用した複数の企業から「平日は会議室として使い、休日は社員への福利厚生で貸し出したい」と問い合わせがあったという。同グループは今後、実験結果を詳しく分析し、販売や貸し出しなどの事業化を検討していく。

 あなぶきグループの岡田佳昭イノベーション・CSV推進リーダーは「新型コロナウイルスの収束後、キャンピングカーが身近に利用できるものになっていくことを目指したい」と話す。

テレワーク体験

 6月中旬、記者(24)がキャンピングカーでのテレワークを体験した。

 車内に入ると、テーブルと二つのソファが置かれていた。2~3人が作業するには十分なスペースだ。テレビ会議などが可能な40インチのモニターがあり、無線LANも完備。これなら、オンライン会議にも対応できるだろう。

 早速、たまっていた記事を執筆。駐停車している車は冷房が利きにくいものだが、家庭用のエアコンが設置されていて、快適だった。

 「個室」だから、取材上の秘密が漏れる心配もない。大きな声で電話取材ができたのも魅力的だ。

 車内には冷蔵庫や電子レンジもあり、飲み物を冷やしたり、弁当を温めたり、オフィスと比べても遜色がない。いや、上司や同僚の目を気にしなくて済むので、会社以上かも。いつもより筆が進んだ。

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2185537 0 ニュース 2021/07/07 05:00:00 2021/07/07 05:00:00 2021/07/07 05:00:00 テレワークなどを目的に貸し出されているキャンピングカー(高松市で)=藤岡一樹撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210707-OYTNI50005-T.jpg?type=thumbnail

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