長寿夫婦、令和も円満 大正生まれ 長島の高附さん

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手を取り合って笑顔を見せる高附兼男さん、禮子さん夫妻
手を取り合って笑顔を見せる高附兼男さん、禮子さん夫妻

 長島町の高附兼男さん(100)と妻の禮子れいこさん(93)はともに大正に生まれ、激動の昭和を生き抜き、平成を過ごしてきた。そして1日、令和が始まる。「これからも平和に、仲良く過ごしたい」。2人はそう願っている。

 兼男さんは大正8年(1919年)3月に鹿児島市で、禮子さんは同14年(25年)7月に伊佐市で生まれた。太平洋戦争で、兼男さんは通信兵として出征。戦地で乗っていたトラックが地雷と接触して重傷を負い、右目の視力を失った。

 昭和19年(44年)に鹿児島に戻り、禮子さんと知り合った。当時は珍しい恋愛結婚だったが、戦中戦後の混乱で結婚式を挙げる余裕はなかった。4年後、鹿児島市に銭湯を開業。平成26年(2014年)に廃業するまで60年以上、2人で切り盛りしてきた。

 引退後は長島町に移り、次女の山崎みゆきさん(62)夫妻とその子どもの3世代5人で暮らしている。心身ともに元気で、週に3回は町内の特別養護老人ホームに通い、手足の体操やボール投げを楽しむ。行動はいつも一緒。照れずに手をつなぎ、顔を寄せ合う姿が周囲を和ませている。

 ホームでお世話係を務めるのは、平成元年(1989年)生まれの山崎将志まさしさん(29)だ。「四つの時代を生きるのはすごいこと。仲良くいつまでも元気でいてほしい」と話す。

 令和になっても、これまで通り穏やかに過ごせる日々が続くことを願っている。「いつまでも元気に過ごしたいね」。そう言って笑う兼男さんを、禮子さんがほほ笑みながら見つめていた。

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562588 0 ニュース 2019/05/01 05:00:00 2019/05/01 05:00:00 2019/05/01 05:00:00 互いの手を取り合って笑顔を浮かべる高附兼男さん、禮子さん夫妻 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/04/20190430-OYTNI50040-T.jpg?type=thumbnail

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