ダム湖底から姿現す 曽木発電所遺構

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今年も姿を現した曽木発電所遺構
今年も姿を現した曽木発電所遺構

 普段は鶴田ダムのダム湖に沈んでいる曽木発電所遺構(伊佐市大口宮人)が今年も姿を現した。梅雨や台風に備え水位を下げる5~9月に見ることができる。洋風建築様式が観光客らの目を楽しませている。

 同遺構は南九州では最も初期のレンガ建築で、2006年に国の登録有形文化財に指定された。

 大口歴史民俗鉄道記念資料館によると、同発電所は1909年(明治42年)に曽木電気が建設。同社はチッソの前身となる「日本窒素肥料」を作った野口したがうが創設した。

 タービンと発電機を4基ずつ備えたレンガ造りの水力発電所で、約1・5キロ上流にある曽木の滝から取水して導水路で送水し、その落差を利用して発電していた。近くの牛尾金山に送電していたが、余った電力は熊本県水俣市の窒素を作る工場にも送っていたという。

 65年に鶴田ダムが完成したためダム湖に沈んだ。

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631782 0 ニュース 2019/06/12 05:00:00 2019/06/12 05:00:00 2019/06/12 05:00:00 今年も姿を現した曽木発電所遺構 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/06/20190611-OYTNI50020-T.jpg?type=thumbnail

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