大雨 交通網まひ残る 大里川堤防は応急工事終了

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大雨の影響で崩れたJR南鹿児島駅近くの斜面(本社機から)
大雨の影響で崩れたJR南鹿児島駅近くの斜面(本社機から)

 停滞する梅雨前線の影響で記録的な雨に見舞われた県内。4日には雨のピークを過ぎたものの、同日午後5時現在、県内の交通網には依然としてまひが残る。一方で、1日に川の堤防が決壊したいちき串木野市では応急工事が終わり、住民は「ほっとした」と安堵あんどの表情を浮かべた。

 JRは、鹿児島線の川内―鹿児島駅間で終日運休したほか、南鹿児島駅近くの斜面が崩れた指宿枕崎線も全線で運休した。

 九州道では溝辺鹿児島空港インターチェンジ(IC)から加治木ジャンクション(JCT)間、東九州道では鹿屋串良JCTから末吉財部IC間で、いずれも通行止めが続いている。

 土砂流入の恐れで3日から郡元―谷山電停間で運休していた鹿児島市電は、4日午後、土砂災害警戒情報の解除を受けて全線での運行を再開した。

 一方、市内を流れる大里川の堤防2か所が1日に決壊したいちき串木野市の現場では、応急工事が終了。川の水位も下がり、周辺の住民らは「峠は越えた」と話す。

 決壊部分のすぐ近くに住む建築会社経営、木場定則さん(68)、まゆみさん(56)は堤防が決壊した1日の朝、危険を感じて一時的に避難。間一髪、難を逃れた。同日午後には自宅に戻ったものの雨は降りやまず、隣近所と不安な数日を過ごしたという。まゆみさんは「水位が元通りに戻りつつあり、(応急措置の)堤防も完成し、とにかくほっとした」と胸をなでおろした。

 4日は地元の建設会社が夕方まで後片付けなどに追われた。河川管理者の県の担当者は「住民の安心安全のために急ピッチで懸命な作業をしていただき、(建設会社に)感謝したい」と話していた。

 鹿児島地方気象台によると、薩摩、大隅地方に大雨を降らせた梅雨前線は、5日にかけて奄美地方まで南下する見込み。この影響で、同地方では1時間に約60ミリの非常に激しい雨が降る恐れがある。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要という。

 同気象台は「これまでの雨で地盤が緩んでいるところがある。土砂災害に注意してほしい」と呼びかけている。

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673225 0 ニュース 2019/07/05 05:00:00 2019/07/05 05:00:00 2019/07/05 05:00:00 大雨の影響で崩れたJR南鹿児島駅近くの斜面(4日午後1時59分、鹿児島市で、本社機から)=関口寛人撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190704-OYTNI50026-T.jpg?type=thumbnail

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