霧島に特攻記念館 国分第二基地跡近く 掩体壕も修復

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

遺影などが展示されている十三塚原特攻記念館(奥が掩体壕)
遺影などが展示されている十三塚原特攻記念館(奥が掩体壕)

 太平洋戦争末期に、旧海軍国分第二基地(霧島市溝辺町麓)から出撃した特攻隊員の資料を展示した「十三塚原特攻記念館」が、同基地跡近くのこうじとビールのテーマパーク「バレルバレープラハ&GEN」の敷地内にオープンした。記念館の隣にある掩体壕えんたいごうも修復した。

 記念館は同テーマパークを経営する霧島高原ビール(同)が、平和について考えてもらおうと8月15日に開館した。鉄骨平屋の約25平方メートル。約1000万円を投じて整備した。

 同社によると、1945年3月18日~6月3日に国分第二基地から特攻隊員が出撃し、217人が命を落としたという。そのうち48人の遺影を並べている。

 遺影に加え、家族に宛てたはがきや出撃に際して残した遺墨・遺書を写した写真パネルなどもそろえている。

 同基地にいた特攻隊員のエピソードもパネルで紹介。特攻隊員が夜、すすり泣きしていたことや、少尉が19歳の女性に恋文を送ったことなどがつづられている。

 高射砲が格納されていたという掩体壕には、中に入ることはできないが、近くで見学できる。

 霧島高原ビールの山元正博社長(69)は「世界は、自国の利益だけを考えて一触即発の状態になっている。特攻で死んだ人たちを顕彰することで、今こそ平和の尊さを改めて感じてほしい」と話している。

 午前9時~午後5時。入館無料。問い合わせは「バレルバレープラハ&GEN」(0995・58・2535)へ。

無断転載禁止
794644 0 ニュース 2019/09/14 05:00:00 2019/09/14 05:00:00 2019/09/14 05:00:00 遺影の写真パネルなどが展示されている十三塚原特攻記念館 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/09/20190913-OYTNI50049-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

 


東京オリンピックパラリンピックオフィシャル新聞パートナー

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
The Japan News
発言小町
OTEKOMACHI
ささっとー
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ