ハゼ新種2種類命名 鹿大大学院生・藤原さん研究

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 加計呂麻島などに生息する2種類のハゼが新種だったことが、鹿児島大学大学院連合農学研究科の藤原恭司さん(25)の研究で判明し、10月に日本魚類学会が刊行する国際誌「イクティオロジカル リサーチ」(電子版)に論文が掲載された。藤原さんは、それぞれ「アマミコイソハゼ」「ホデリイソハゼ」と命名した。

 藤原さんによると、アマミコイソハゼは体長約1センチで、オレンジ色の体や「Y」の文字に似た模様が入っている。ホデリイソハゼは体長約2センチで、長い腹びれと、背びれにある二つの透明な模様が特徴。いずれも深さ約十数メートルのサンゴ礁に生息しているという。

 これらのハゼは2000年代から、同大などの調査で度々見つかっていたが、これまでシマイソハゼ属の一種と考えられてきた。改めて、標本を他の種類と比較して調べたところ、新種と判明したという。

 琉球列島に伝わる神話に登場する神様の名前などから名付けており、「命名できるのはうれしい」と笑顔を見せる。一方で、大型魚に比べて研究者が少ないことに触れ、「これからも研究を続けていきたい」と力を込めた。

 藤原さんの研究を指導している同大総合研究博物館の本村浩之教授(魚類分類学)は「名前が付いて初めて世の中に認識されるようになる。生態などの調査につながる第一歩だ」と語った。

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