開洋丸転覆の犠牲者悼む 事故から35年 いちき串木野

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

碑の前で黙とうする参列者
碑の前で黙とうする参列者

 串木野漁港沖で瀬渡船「開洋丸」が転覆し、釣り人らが犠牲となった船舶事故から35年となるのに合わせ、いちき串木野市の長崎鼻公園にある「鎮魂の碑」で10日、清掃と献花式が行われた。

 事故は1985年3月31日に発生。串木野漁港から甑島へ向かっていた開洋丸が大波で転覆し、乗船していた27人全員が死亡または行方不明となった。「鎮魂の碑」は同年12月に遺族らが建立。現在は西薩遊漁船安全運航連絡会が中心となり、定期的に清掃活動や献花式を実施している。

 この日は同会の会員や串木野海上保安部の職員ら約20人が清掃活動に参加し、周辺の草を刈ったり、碑を磨いたりした。同会の石原郎次会長(70)は「同業者として事故のことは今でも忘れない。今回の活動で安全に対する思いはさらに強くなった」と話した。

 献花式では、遺族や同市の田畑誠一市長らが参列し、碑に花を手向けた。弟の孝二郎さんが行方不明となった同市の新聞販売店経営二町一成さん(64)は「二度と悲劇を繰り返さないように、安全運航を心がけてほしい」と話した。

無断転載・複製を禁じます
1100580 0 ニュース 2020/03/11 05:00:00 2020/03/11 05:00:00 2020/03/11 05:00:00 碑の前で黙とうする参列者(10日、いちき串木野市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200310-OYTNI50014-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

新着クーポン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ