「首都圏への移動自粛を」知事、きょう県民に要請へ
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7日に東京都など首都圏の1都3県に緊急事態宣言が発令されることを受け、塩田知事は6日、1都3県への不要不急の移動を自粛するよう県民に要請する意向を示した。政府が宣言を発令した後、知事が記者会見を開き、正式に表明する。
塩田知事は6日、九州地方知事会のウェブ会議に出席後、県庁で開いた記者会見で明らかにした。
会見で塩田知事は年末年始にも感染拡大地域から県内に来た人の感染が確認されていることを挙げ、「1都3県への不要不急の移動は自粛すべきだ」と説明した。宣言発令後、県庁で対策本部会議を開いた後、県民に自粛を求める。
一方、飲食店の営業時間短縮や会食の人数制限については、「県内は警戒基準の『ステージ2(感染者が漸増)』なため、そこまでは考えていない」と語った。
また、7日に鹿児島市内のホテルで200人超の参加が予定されている県観光連盟主催の新年互礼会について、知事は「しっかりと感染防止対策の状況を個別に判断している」と述べており、出席する予定。