隣県移動自粛を要請 知事 熊本、宮崎、沖縄深刻
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新型コロナウイルスの緊急事態宣言が福岡県など11都府県に広がったことを受け、塩田知事は14日、宣言発令地域と同様に感染状況が深刻な隣県の熊本、宮崎、沖縄各県についても不要不急の移動を自粛するよう県民に要請した。
塩田知事はこの日、九州地方知事会のウェブ会議に出席後、県庁で開いた記者会見で明らかにした。
知事によると、熊本、宮崎、沖縄3県については、1週間の人口10万人あたりの新規感染者数が、感染状況が最も深刻な「ステージ4」(25人)相当にあることから、県民の感染リスクを下げるためにも移動の自粛を呼びかける必要があると判断したという。
一方、県内の人口10万人あたりの新規感染者数は12日現在、「11・61人」で「ステージ2(感染者漸増)」。15人以上で警戒基準の「ステージ3(感染者急増)」相当となることから、塩田知事は「今後の感染状況を注視し、ステージ移行を判断していきたい」と話した。
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