ビジネスジェット旅客受け入れ施設 鹿児島空港に新設へ
完了しました
鹿児島空港ビルディング(霧島市)は、鹿児島空港にビジネスジェット旅客専用受け入れ施設を新設する。供用開始は7月以降を予定。同社は「新型コロナウイルス終息後、富裕層の利用が活発になることを期待する」としている。
施設は国際線ターミナルビルの北側に建設し、鉄骨平屋約220平方メートル。待合ラウンジ、多目的トイレのほか、CIQ(税関、出入国管理、検疫)審査ブースも設ける。保安検査機器も設置する。総事業費は1億9300万円。九州では初の設置という。
ビジネスジェットは主に数人~20人乗り程度の小型航空機。同空港には新型コロナ感染拡大以前には年間約15機が利用していた。経済発展、成長が著しいアジアなどの国・地域から富裕層を中心にビジネスや観光を目的にした利用増を見込む。
8日に関係者約20人が参加して地鎮祭が行われた。同社の渡辺