ドローン 離島へ食料配達 瀬戸内で実証試験

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加計呂麻島に到着したドローン
加計呂麻島に到着したドローン

 食料品や生活物資を小型無人機「ドローン」で離島に運ぶ実証試験が29日、奄美大島・瀬戸内町で行われた。同町と日本航空(JAL)など4社による取り組み。悪天候や自然災害で交通網が遮断されやすい離島で、新たな輸送サービスの可能性を探る。

 実証試験は国産ドローン2機を使い、同町の古仁屋港と、大島海峡を挟んだ 加計呂麻かけろま 島の 瀬相せそう 港を結ぶ7・6キロのルートで実施。加計呂麻島の住民が電話で注文した商品を古仁屋側でドローンに載せ、加計呂麻島に運ぶ想定で行った。

 午前11時に古仁屋港を離陸した第1便は、高度80メートルに上昇すると時速36キロで飛行し、15分ほどで目的地の瀬相港に着陸。待ち受けたスタッフが搭載した荷物を降ろすと、再び古仁屋港に向けて飛び立った。

 JALによると、海を渡って行う目視外のドローン飛行実験は県内初。この日は島の住民や園児らが見学に訪れ、海を越えてきたドローンに手を振って歓迎した。

 両港間を4往復し、想定通りに安全運航できたという。同社は来年3月まで実証試験を繰り返し、来年4月にも事業化したい考え。サービスエリアを広げ、奄美群島でドローンのネットワーク構築も検討している。

 同社のエアモビリティ創造部の村越仁部長は「ドローンは離島の買い物支援に加え、災害などで集落が孤立した際の物資救援にも力を発揮できる。運航データを積み重ねて事業化にこぎつけたい」と話した。(園田隆一)

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