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横浜スタジアム (横浜市中区)

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右翼側スタンド(左)の土台がほぼ完成した横浜スタジアム(11月23日、本社ヘリから)
右翼側スタンド(左)の土台がほぼ完成した横浜スタジアム(11月23日、本社ヘリから)

 ◇侍J決戦の地改修着々

 「ハマスタ」の愛称で親しまれる横浜DeNAベイスターズの本拠地「横浜スタジアム」。2020年東京五輪に向けた観客席の増設・改修工事が進み、右翼側スタンドが羽のように伸びてきた。11月からは左翼側スタンドの基礎工事も始まり、工事態勢は今、最大規模だ。

 放射線状に広がるスタンドの外郭をさらに広げ、現在より約6000席増やす。昨年11月に着工し、今年のプロ野球シーズン中も試合の合間を縫うように進めた。「観客の動線を確保するため、重機や道具の配置を常に考える日々だった」。工事長の吉野礼さん(51)は振り返る。右翼側スタンド、バックネット裏側の屋上テラス席と個室観覧席の土台部分はほぼ完成。今後は左翼側スタンドを中心に工事を進め、2020年春の使用開始を目指す。

 球場を運営する「横浜スタジアム」の球場整備プロジェクト室長の葛西光春さん(63)がこだわるのが、選手と観客の一体感。最大傾斜角「30度」の観客席が生み出す臨場感をさらに高めようと、増設部分の角度は維持した。周辺の横浜公園が市民の憩いの場であることにも配慮し、設計者は「公園利用者に圧迫感を与えないようにスタンドの柱を少なくし、大きく跳ね出す構造にした」と説明する。2階部分には市民がスタジアムを1周できる「回遊デッキ」を設置する。

 東京五輪では野球とソフトボールの主会場となり、決勝の舞台。稲葉篤紀監督が率いる日本代表「侍ジャパン」の目標は金メダルだ。米大リーグのエンゼルスで活躍する大谷翔平選手も「出場してみたい」と意欲をみせる。葛西さんは「五輪が来ると思うと、どきどきわくわくする。歴史を継承しつつ新たなステージを踏み出すスタジアムで、多くの人に楽しんでもらいたい」と胸を膨らませる。

 ◇日本初野球の国際試合

 横浜スタジアムの歴史は、開港の街を象徴するかのような変遷をたどってきた。

 最初は、1874年に着工した居留外国人のクリケット場。96年には、旧制第一高等学校(現東大教養学部)と横浜在住の米国人チームの試合が行われ、これが日本初の野球の国際試合だった。関東大震災を経て1929年には「横浜公園球場」が竣工しゅんこうし、ニューヨーク・ヤンキースのベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグ両選手らが率いる米大リーグオールスターもプレーした。米軍に接収された終戦後には「ゲーリック球場」と名が変わり、日本で初めての夜間照明塔が設置された。日本プロ野球史上初のナイターが行われたのも、この地だった。

 52年に横浜市に返還された後に「横浜公園平和野球場」と命名され、現在の「横浜スタジアム」が完成したのは全面改築後の78年。初試合はプロ野球横浜大洋対巨人だった。98年には横浜ベイスターズが日本一となり、一帯が歓喜にわいた。

文・鬼頭朋子

空撮写真・清水健司

操縦士・久永圭一

    鈴木浩亮

整備士・栗本康明

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52478 0 わがまち空から 2018/12/02 05:00:00 2018/12/02 05:00:00 神奈川版用・「わがまち空から」・横浜スタジアム★操縦士・久永圭一、鈴木浩亮、整備士・栗本康明(23日午後1時24分、本社ヘリから)=清水健司撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181205-OYTAI50022-T.jpg?type=thumbnail

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