参拝に「歩行支援ロボ」装着…伊勢原市が実験

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大山詣り用に導入検討

歩行支援ロボットを装着して階段を上る参加者(22日、伊勢原市で)
歩行支援ロボットを装着して階段を上る参加者(22日、伊勢原市で)

 高齢者や足腰の弱い人にも大山に参拝してもらおうと、歩行支援ロボットの導入を検討している伊勢原市は22日、土産店などが集中するこま参道で、県や信州大学などと共同で実証実験を行った。23日まで階段の昇降時のデータなどを取得して効果を検証する。

 使用したロボットは、同大が介護・リハビリ用に開発した「生活動作支援ロボティックウェアcurara(クララ)」のクララ4タイプ。左右の膝関節など4か所にモーターを装着して動力を伝える。重さは5キロで、2時間充電で2時間稼働できる。実験は前年度から続いている。

 こま参道は362段の石段がある難所で、高齢者などには敬遠されてきた。これまでの実験では階段の上りだけだったが、今回は下りも行い、ロボットの安定性を確認した。実験は地元老人クラブの70歳代の男女4人が協力。大沢満代さん(78)は「楽で安心感があり、足の弱い高齢者には便利だと思った」と話した。

 信州大の橋本稔特任教授(65)は「心拍数が20~30%少なくなり、負担軽減を示すデータを得ている。今年中に4キロにしたクララ5を30台ほど貸し出して検証し、来年には商品化したい」と語った。価格は300万~400万円を目指すという。

 3年前に大山まいりが日本遺産に認定され、同市は観光に力を入れており、今後数年でロボットを導入したい考えだ。市商工観光課の大町徹課長は「大山参拝を盛り上げるツールにしたい」と話している。

181546 0 ニュース 2019/01/23 05:00:00 2019/01/24 10:54:33 2019/01/24 10:54:33 ズボンと一体化し、より軽量化された歩行支援ロボを装着して参道を登る高齢者(伊勢原市で)=中村良平撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190123-OYTNI50015-T.jpg?type=thumbnail

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