蚊の幼虫 駆除作戦 横浜市、ラグビーW杯などで

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雨水枡に殺虫剤

 横浜市は今年秋に開催されるラグビー・ワールドカップ(W杯)など国際イベント時に蚊を介した伝染病を防ぐため、会場周辺で蚊の幼虫を駆除する方針を決めた。雨水をためる雨水ますに殺虫剤を投入し、蚊の発生を抑える。新年度予算に関連費用を計上し、殺虫剤の購入や注意喚起を進める。

 (鬼頭朋子)

 蚊が媒介する伝染病にはジカ熱やデング熱などがあり、海外ではデング熱・デング出血熱で年間数万人規模の人が亡くなっている。横浜市の昨年の調査では、主な伝染病を持っている蚊は見つからなかったが、市は「世界各国から多くの人が集まるため、感染症が発生するのを防ぐ必要がある」と判断した。

 駆除するのは、ラグビーW杯会場の日産スタジアム(港北区)と、8月に横浜市で開催されるアフリカ開発会議(TICAD)の会場周辺。排水溝から流れる雨水をためる雨水枡100か所以上を中心に幼虫のボウフラを駆除する。

 ジカ熱やデング熱を媒介するのがヒトスジシマカ(通称・ヤブカ)で、人間の血を吸うのはメス。メスは水面の近くに卵を産み、春以降にボウフラとなる。市はボウフラが成虫になる前の今年5月頃、殺虫剤を雨水枡に投入して駆除する予定だ。

 蚊の駆除を巡っては、国が戦後、保健衛生対策の一環として「蚊とハエのいない生活実践運動」を実施し、発生源対策などが広がった。その後、運動は下火となったが、2014年、都内などでデング熱の感染が確認されたことを受け、市は蚊の採取調査を拡充するなど対策を強化している。

 市は2017年のみなとみらい地区での国際会議の際にも会場周辺で蚊の駆除を実施した。

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