浸水家屋カビ注意 「泥撤去し乾燥を」 川崎

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 台風19号による豪雨で浸水被害を受けた川崎市の家屋で、壁などにカビが発生し、住民らの衛生環境が課題になっている。カビを吸い込むと、ぜんそくなどになるおそれがあり、専門家は「カビ防止には床下から泥や水分を含んだゴミを撤去し、乾燥させることが重要だ」と指摘している。

 同市中原区上丸子山王町の男性(77)の自宅は床上50センチほど浸水し、10日ほどたった頃、階段下の収納庫の壁にカビが発生。高さ30~40センチあたりまで広がった。

 今月12日、有志が床下から取り除いてくれた断熱材には大量の水が含まれていた。松平さんは「断熱材を取り除かなければ、さらにカビが増えていたかもしれない」と話す。断熱材がぬれていたことは気づかなかったという。

 福井大の酒井明子教授(災害看護学)によると、床下を乾燥させなかったことが原因で、浸水被害を受けた半年後に湿気でカビが発生したケースもあるという。酒井教授は「床下を乾燥させないと、アレルギー性疾患などの原因にもなる」と指摘する。

 一方、市災害ボランティアセンターは、同センターを通じて参加するボランティアに対し、室内の後片づけや清掃、庭や玄関の泥の撤去などを支援するよう指示しているが、安全面への配慮などから床下に潜っての泥の撤去作業は許可していない。

 床下の清掃作業をボランティアが行うことについて酒井教授は、「安全面を考慮するのであれば、鉄板入りの靴や丈夫な服を用意するよう呼びかけるなど事前に取れる対策もある。床下作業が得意な専門のボランティアもいる」としている。

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