制服だって妊婦の味方 川崎市消防局

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川崎市消防局が導入したマタニティー制服。ズボンにはファスナーがあり、簡単に脱着できる
川崎市消防局が導入したマタニティー制服。ズボンにはファスナーがあり、簡単に脱着できる

 川崎市消防局が、妊娠した女性職員が着用する「マタニティー制服」を導入した。産前休業直前まで働きやすい職場環境を整備する一環で、着用した女性職員からも「ゆったりとして動きやすい」と好評だ。

 同消防局が導入したのは、日勤者用の制服と当直勤務者用の活動服。ズボン型で、腹部に伸び縮みするゴム製の素材を使い、脱着しやすいよう腰骨付近にファスナーを付けた。活動服は上着の身幅をゆったりとさせた。

 これまでは男性の消防士から制服を借りたり、私服で勤務したりしていたが、「市民の信頼を得られない」「一人だけ異なる服は違和感がある」などの声が上がったことから、2017年度からマタニティー制服の導入を検討。試作を重ねて18年度にワンピースタイプの試作品を完成させた。

 アンケートでは「足元が冷える」「使いづらい」との意見があったため、同消防局警防課の鹿又慎計画係長(43)は、妻らとの会話で腹部をおおうズボン型を考案し、今年5月に完成させた。希望する女性に貸し出すが、私服での勤務も可能だ。

 妊娠中に着用した高津消防署庶務係の仲松みなみさん(33)は、「腹部が締めつけられず、ズボンなので動きやすい。制服を着ているために市民にも安心してもらえる。気持ちも切り替えることができ、身が引き締まる」と話す。

 同市消防局の女性吏員は1日現在66人で全体の約4・6%。鹿又係長は「妊娠した女性職員らが安心して業務に携われるよう普及させ、女性の活躍をさらに進めたい」と意気込んでいる。

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930075 0 ニュース 2019/12/03 05:00:00 2019/12/03 05:00:00 2019/12/03 05:00:00 新しい制服を着用する仲松さん。ズボンにはファスナーがついている https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/12/20191202-OYTNI50051-T.jpg?type=thumbnail

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