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ダジャレ世界救う!? 効用全国にアピール

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絵本を使ってダジャレについてオンラインで話す鈴木さん(川崎市高津区で)
絵本を使ってダジャレについてオンラインで話す鈴木さん(川崎市高津区で)

 コロナ禍で漂う 閉塞へいそく 感への処方に、くすりと笑えるクスリを――。ダジャレを真面目に考える「日本だじゃれ活用協会」(川崎市高津区)が全国でセミナーを開き、その効用をアピールしている。今打つべきは、ワクチンと共に、笑いのカンフル剤、というわけだ。(村松魁成)

 「ブリがブリッ子!」「ヒトデの人でなし!」。6月中旬、協会主催のオンライン親子だじゃれ教室で、5組の家族が画面越しに、事前に提示された複数の生き物名でダジャレを作る速さを競っていた。

 約2時間かけ、ダジャレの構造や、作り方をゲーム形式で学び、兵庫県西宮市の小学2年の男児(7)は「楽しくてあっという間だった」と満足げ。男児の祖父(64)は「孫がまごつくことなく参加してくれ、いい思い出」とほほえんだ。

 同協会は「ダジャレは世界を救う」をモットーに2014年に設立。約40人の伝道師「ダジャレンジャー」らが、川崎市を中心に全国でワークショップや、高齢者向け脳トレイベント、学校での授業、親子教室などを開き、言葉の楽しさを伝え、 語彙ごい 力や発想力を養う方法を教えてきた。

 発起人は企業研修の講師の鈴木ひでちか代表理事(46)。親が転勤族だったため友達作りに苦労した小学生の頃、真面目キャラなのにぽろりと出すダジャレが大ウケし、言葉遊びにはまった。大学卒業後に就職、転職を経て独立。「自分にしかできない自分らしいことを」と、かつて熱中したダジャレを思い出し、仕事と並行して13年から友人と2人で普及活動を始めた。

 協会認定の試験を合格したダジャレンジャーは公務員、会社役員、税理士、舞台俳優など職業は様々。網走から福岡まで活動の地は広く、登録会員は1000人を超える。千葉や静岡などで、企業とコラボしてダジャレ街おこしイベントを企画した経験もある。鈴木さんは「似通った音を持つ言葉をかけて遊ぶダジャレは、意外なモノや人を結びつける。コロナ禍で分断を感じる今こそ、その結ぶ力を活用すべきだ」と話す。

 20都道府県で計100回以上行ってきたのがワークショップだ。「ダジャレはセンスじゃなくてスキル」を理念とし、同音異義パターンとして「イクラはいくら?」、英語化パターンとして「電話使っテル?」など“学術的な”分類を説明。ネタですべった時は「まじめに解説する」「笑ってくださいと頼む」など、心に傷が残ることなく場の空気を和らげる“受け身”の方法も教える。

 企業向けの「ダジャリーダーシップ研修」では、ゆるいダジャレは職場の人間関係を円滑にすると説く。リラックスした環境からチームワークや新たな発想力が生まれ、ひいては生産性を上げるという。

 今年度からは毎月、オンラインイベントを開く。鈴木さんは「ダジャレは心にゆとりと潤いを与えてくれる神様からもらったギフト。僕もそれに救われた。その力を広めていくことは、僕の使命」と力を込めた。

絵本を使ってダジャレについてオンラインで話す鈴木さん(川崎市高津区で)

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2181694 0 ニュース 2021/07/06 05:00:00 2021/07/06 05:00:00 2021/07/06 05:00:00 絵本を使ってだじゃれについて話す鈴木さん(13日午前11時37分、川崎市高津区で)=村松魁成撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210705-OYTNI50032-T.jpg?type=thumbnail

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