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投票まで1か月構図固まる

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 横浜市長選の投開票まで22日で1か月となり、各政党の戦いの構図が固まってきた。自主投票と決めた自民党では、大半の議員が前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)を支援し、公明党も同調。自民の一部は現職・林文子氏(75)につく見通しだ。立憲民主党が擁立した元市立大教授の山中竹春氏(48)については、共産党も支える。

 自民の国会議員や地方議員らは20日、市内で、小此木氏支援の有志の会合を開いた。100人弱が集まり、市議会会派「自民党・無所属の会」からは全36人のうち30人が参加した。

 IR(カジノを含む統合型リゾート)誘致の「取りやめ」を掲げた小此木氏への対応を巡り、自民市連は揺れた。市内選出の全県議が小此木氏推薦を主張したのに対し、IR推進に賛成の立場をとってきた市議の多くが反対したためだ。小此木氏推薦では一本化できずに自主投票となり、各市議がどの候補者の支援に回るのかが注目されていた。

 だが、党が引き締めを図ったこともあり、小此木氏支援が大勢を占めることになりそうだ。20日の会合には、公明からも上田勇・県本部代表や市議らが駆けつけた。関係者によると、公明は自主投票とするものの、小此木氏支援で固めるという。

 IR誘致を推進する林氏につくのは自民の一部市議にとどまるとみられる。会合への参加を見送った市議は「党の目玉政策であるIRに反対する人を支援することは(有権者に)説明がつかない」と語った。

 一方、共産は21日、立民が推薦する山中氏について、IR誘致反対や新型コロナ対策などの政策で一致したとして、「自主的に」支援することを決めた。立民の支持団体である連合が、対立関係にある共産と連携することに否定的なため、山中氏も共産に「推薦」や「支持」を求めるには至らなかったとみられる。

 市内で記者会見した共産の田母神悟・県委員会委員長は「自民は割れるような状況にある」との認識を示したうえで、「山中市長誕生のため、共産党としても全力で、このチャンスをものにしていきたい」と強調。ただ、「(山中氏から)推薦依頼があればもっと良かった。おそらく立民の党内事情があるんだろう」と漏らす場面も見られた。

 市長選にはこのほか、市議の太田正孝氏(75)、動物愛護団体代表理事の藤村晃子氏(48)、前衆院議員の福田峰之氏(57)、水産仲卸業の坪倉良和氏(70)、弁護士の郷原信郎氏(66)、元長野県知事の田中康夫氏(65)、参院議員の松沢成文氏(63)が立候補を表明している。

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2225848 0 ニュース 2021/07/22 05:00:00 2021/07/22 05:00:00 2021/07/22 05:00:00

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