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ボクシング日本スーパーウエルター級の王座決定戦を制した川崎真琴選手(38)(川崎市宮前区)が24日、川崎市役所を訪れ、福田紀彦市長に王座獲得を報告した。現役王者などを除き、ボクシングライセンスは37歳で失効するが、川崎選手は37歳11か月で王座を獲得。「継続は力なり」と力を込め、初の防衛戦に向けて早くも意気込みを新たにしている。
川崎選手の本名は岡本真さん。生まれも育ちも川崎市で、リングネームは愛する地元にちなんでつけた。キックボクサーを経て、2012年にボクシングでプロデビュー。17年と19年の2度にわたり王座に挑んだが獲得ならず、今年4月の決定戦でついにベルトを奪った。現役王者としては最年長での王座獲得となる。
福田市長は「皆に勇気を与えてくれるチャンピオン。今後も勝ち続けてほしい」と激励。川崎選手は「長く苦労してきたが、夢を一つかなえられた。防衛を重ねたい」と意気込みを語った。初の防衛戦は7月12日に予定されている。