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阪急電鉄や読売新聞大阪本社などが参加し、世界のスタートアップ(新興企業)を育成する「スタートアップブートキャンプ・スケール・大阪(SBC大阪)」が3年間の事業を終え、今年度選ばれたスタートアップ7社が25日、成果を発表した。
SBC大阪は2019年度から始まり、新興企業支援大手の英レインメイキングイノベーションの日本法人が運営した。参加企業はほかに三井住友銀行、電通、JR西日本イノベーションズ、日本たばこ産業(JT)、さくらインターネット。
今年度は「スマートシティとライフスタイル」をテーマに、国内外309社から選抜された7社と、ビジネス創出を目指した実証実験などを行ってきた。
障害者が鉄道を利用する際、行程に合わせて駅員に介助の依頼ができるアプリを開発したトランスレポート社(英国)のジェイ・シェンCEO(最高経営責任者)は「業務効率を改善でき、地域社会との関係も強められる。今後はバスなど他の交通機関にも広げたい」と話した。スタートアップ7社は今後、日本での事業化を目指す。