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作家 吉村喜彦さん
ビール大手の元社員だけあって、かなりの酒好き。酒と人情をほろっと描き続ける。

現在は東京で暮らすが、取材や新刊PRでしばしば大阪に帰郷し、立ち寄るのが正午から開いているこの店だ。一推しは、ワサビをのせた鶏かつ(税込み130円)や、外はサクサク、中は半熟のたまご(同)。串かつ(税込み90円)は、ケチャップとワインなどを混ぜた特製ソースを付ける。この食文化が、小説にも登場する大阪と自身をつないでいる。
「衣はきめ細かくて、厚さもちょうどいい。ソース文化に触れると懐かしい記憶がよみがえる」。背もたれのない丸椅子は前後が曖昧で「店外の日常と店内の非日常とのあわいにいる感覚になる」という。7月23日に関西大梅田キャンパスでウイスキーに関するトークイベントを予定する。黒田勇元副学長が進行役で酒談議に花咲く予感。
【幸せランチ お店情報】
大阪市浪速区恵美須東2の3の9
(電)06・6631・2696
