震災の夜、淡路島生まれの照強が新入幕

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大相撲春場所の番付表を手に笑顔の照強関(25日、大阪市東成区で)
大相撲春場所の番付表を手に笑顔の照強関(25日、大阪市東成区で)

 3月10日に大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で初日を迎える大相撲春場所の番付が25日発表され、阪神大震災当日の夜に生まれた兵庫県南あわじ市出身の照強てるつよし関(24)(本名・福岡翔輝、伊勢ヶ浜部屋)が新入幕を果たした。被災した古里への思いを胸に土俵を務めてきた照強関は「声援も大きいと思う。いい相撲を見せたい」と気持ちを高ぶらせている。

 照強関は1995年1月17日、余震が続いていた兵庫県洲本市の病院で産声を上げた。小学4年で相撲を始め、15歳で元横綱旭富士の伊勢ヶ浜親方の部屋に入門、2010年春場所で初土俵を踏んだ。震災により淡路島も大きな被害を受けたため、しこ名には「被災した人を太陽のように照らす存在に」との思いが込められた。

 1メートル69、116キロと小柄だが、厳しい稽古で力をつけ、素早い動きで巨漢力士も翻弄ほんろう。大量の塩を豪快にまくパフォーマンスでも土俵を沸かせる人気者となった。東十両筆頭で迎えた今年1月の初場所、関取として初めて誕生日に白星を挙げた際には「勝つたびに、淡路島で1人でも2人でも喜んでくれたら」と話した。

 入門から9年でつかんだ幕内の地位。大阪市内の伊勢ヶ浜部屋宿舎で記者会見した照強関は、「気持ちで負けていない部分が大きかったと思う。これに満足せず、一つでも上の地位を目指す」と、さらなる飛躍を誓った。

462732 0 ニュース 2019/02/26 06:00:00 2019/02/26 11:19:53 2019/02/26 11:19:53 大相撲春場所の番付表を掲げ、笑顔の照強(25日午前11時57分、大阪市東成区で)=尾賀聡撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20190226-OYO1I50000-T.jpg?type=thumbnail

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