京都工繊大、前副学長を懲戒解雇…無断で特許独占使用契約

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 京都工芸繊維大(京都市左京区)は12日、自身が設立したベンチャー企業と大学が共同所有する特許を無断で海外企業に独占使用させたなどとして、前副学長で同大学応用生物学系の森肇教授(60)を懲戒解雇した。森教授は大学の知的財産の責任者で、特許使用料はすべてベンチャー企業に支払われる仕組みだった。

 発表では、森教授は2015年1月、01年に設立したバイオベンチャー企業と大学が所有する薬のカプセル製造に関する特許について、英国の会社が独占的に使用できる契約を締結。特許使用料はベンチャー企業に入る契約内容で、契約書には大学に無断で副学長名を使ってサインしていた。大学が契約に関与していれば、大学側も特許使用料を得られていた可能性があるという。

 大学側は京都市内で記者会見し、「森教授に多くの権限が集中しすぎていた。大学の施設や学生を使っており、特許の発明に深く関わっていたとしても私的に利益を得るのは認められない」と説明。今後は英国の会社と契約の見直しなどを協議するという。森教授の刑事告訴も検討する。

 森教授は読売新聞の取材に対し、「法に触れることはしておらず、処分には納得できない」と話した。

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