泉の広場 光滴る 4代目…5日再オープン

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改装された泉の広場の新モニュメント「Water Tree」(3日午前、大阪市北区で)=近藤誠撮影
改装された泉の広場の新モニュメント「Water Tree」(3日午前、大阪市北区で)=近藤誠撮影

 5月から全面閉鎖中だった大阪・キタの地下街「ホワイティうめだ」(大阪市北区)の東側エリアで改修工事が終了し、3日、報道陣に公開された。待ち合わせ場所として知られる「泉の広場」では改修前のシンボルだった噴水に代わって、樹木と水をモチーフにした新たなモニュメントが登場。テナントには新規出店26店舗を含む35店舗が出店する。約7か月ぶりとなる再オープンは5日で、担当者は「新たな客層を掘り起こしたい」と期待する。

1970年に完成した初代の「泉の広場」=「大阪地下街」提供
1970年に完成した初代の「泉の広場」=「大阪地下街」提供
1981年に完成した2代目の「泉の広場」=「大阪地下街」提供
1981年に完成した2代目の「泉の広場」=「大阪地下街」提供
2002年に完成した3代目の「泉の広場」=「大阪地下街」提供
2002年に完成した3代目の「泉の広場」=「大阪地下街」提供

「待ち合わせ」一新

 東側エリアは老朽化に伴い全面通行止めとなり、5月から改修工事が行われていた。一新されたのは、主に3ゾーン。梅田の各主要駅とつながるメイン通りの「扇町ゾーン」(13店舗)、気軽に立ち寄れる飲食店が連なる「NOMOKA(ノモカ)ゾーン」(17店舗)、両ゾーンをつなぐ「泉の広場」(5店舗)からなる。

 泉の広場では樹木形のモニュメント「Water Tree(ウォーター ツリー)」が新たなシンボルとなる。天井の多数のLED照明と鏡面加工を施した枝や葉の反射で水の揺らぎのような動きを演出する。

 広場は、ホワイティうめだの前身「ウメダ地下センター」の拡張で1970年に完成し、81年、2002年と2度の改装を経て、今回が「4代目」。運営会社「大阪地下街」の担当者は「新しい待ち合わせ場所として利用を」と呼びかける。

 また地下街全体も時間帯で照明が変化し、地下にいながら朝昼夜を感じられる工夫を施すという。

◎「関西初」続々

 テナントは工事前の39店舗から35店舗となる。大阪地下街によると26店舗が新規出店となり、日本初は1店舗、関西初は5店舗。店の顔ぶれが大幅に変わったのは「今までの客層に加え、取り込みの弱かった若者や女性客を新規に取り入れるため」(担当者)という。

 NOMOKAゾーンは午前11時~午後11時の営業で、台湾餃子の専門店のほかワインバー、沖縄料理店など多彩な店がそろった。

 また各ゾーンは店舗内を含め全面禁煙とするのも特徴で、大阪地下街は「健康志向の流れを意識した。地下街としては全国初の試み」としている。

◎準備着々

 店側も開店に向け、準備を進める。大阪市西区のビルからNOMOKAゾーンに移転する居酒屋「わすれな草」はメニューを約50品から約70品に増やす。

 店主兼料理長の井戸本太子さん(45)は「この地下街は駅の利用者が多く、幅広いお客さんに来店してもらえると思う」と期待する。

 1970年代から店を置く喫茶店「英国屋」の西村賢太さん(41)は「開放感があり、おしゃれな雰囲気に変わった。若者にも利用してもらえるよう、携帯の充電スペースを設け、紅茶にも力を入れます」と話した。

◎7割減の区間も

 一方、大規模工事中は、人波に大きな影響が出ていた。大阪地下街によると、2016年の調査で同エリアは1日平均約5万人が通行。今回の通行止めで、通行可能な別の一部区間でも7割ほど通行者が減少したという。担当者は「通行止めの解除で工事前以上の往来を期待したい」とする。

 大阪地下街の町野和道社長は「食い倒れの街の新名所として発展させたい」と抱負を述べた。

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931071 0 ニュース 2019/12/03 15:00:00 2019/12/03 15:00:00 2019/12/03 15:00:00 報道陣に公開された改装された泉の広場の「WATER TREE」(3日午前10時40分、大阪市北区で)=近藤誠撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/12/20191203-OYO1I50007-T.jpg?type=thumbnail

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